バイカー春秋

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「エッ!?」ガチャ二度見

昨日、三浦海岸(神奈川県三浦市)でランチの際、店のエントランスにあったガチャ(カプセルトイ)を「エッ!?」と二度見してしまいました。……やっぱり、そうだ。マッハⅢコレクション!!です。我が目を疑い検索したら今月(2022年9月)発売となったばかりで、「1969 KAWASAKI 500-SS/MACH Ⅲ H1 ミッドナイトホワイト」「1970 KAWASAKI 500-SS/MACH Ⅲ H1 ピーコックグレー」「H1 透明バージョン」「1971 KAWASAKI 500-SS/MACH Ⅲ H1A パールキャンディレッド」「1971 KAWASAKI 500-SS/MACH Ⅲ H1A パールキャンディブルー」「H1A 透明バージョン」「1972 KAWASAKI 500-SS/MACH Ⅲ H1B パールキャンディトーンオレンジ」「H1B 透明バージョン」の全8種類だそうです。それにしてもブラボー!ですね。8種でコンプリートさせるのがキモなのでしょうね。H1、H1A、H1B透明バージョンの違いも気になります。……このライン、次期コレクションも実に楽しみだなあ。 (2022年9月27日)

くろがね@土の館

先月も「鉄人28号@土の館」のタイトルで紹介した、上富良野町(空知郡)の「土の館 トラクター博物館」。今年も北海道ミーティング参加の際に見学してきました。写真はそこで見つけたくろがねトラクタ。解説板には「1962年 東急くろがね工業(株)製 KBT型 11馬力。帯広畜産大学で495千円で導入。教材として長年使用していたもの。国内の販売は少なかった」とあります。くろがねといえば側車側も駆動する二輪駆動で陸軍採用となった、九七式側車付自動二輪車や、戦後の三輪トラックが有名ですが、トラクタもつくっていたんですね。平仮名エンブレムもカラーリングも、キュッと締まったスタイリングもイケてます。それにしても60年、大事にされていたんだなあ。 (2022年9月23日)

北海道の〆は?

北海道ミーティングからの帰路、新日本海フェリーの小樽-新潟航路を利用する際は小樽港出港が17時。午後4時には勝納埠頭にある小樽フェリーターミナルに居たいところ。写真はその小樽市内『みかん』の味噌ラーメンです。お土産を買おうと南樽市場(南小樽協同組合)に行き、見つけたラーメンです。北海道食の〆を、市内祝津の『青塚食堂』にするか、『みかん』にするか、悩ましいところ。ラーメンを食べ終えたら南樽市場で急ぎ買い物をして、勝納埠頭に向かいます。たいてい16時をまわってしまいます。ちなみに南樽市場で気に入っているのは噴火湾カレイの干物です。 (2022年9月20日)

YA-1+SR?

北海道ミーティング会場の『山部自然公園太陽の里』からバイクで20分ほどの距離に『カンパーナ六花亭』はあります。御菓子の数々はもちろん、板張りの広大なテラスからの眺望も素晴らしくおススメです。ぶどう畑をわたる風に吹かれながら、十勝岳が上がる噴煙を眺めれば、いま北海道にいるのだなと、何度もうなづけます。写真はその駐車場にあった、二輪Pの案内板。風景とのコントラストはインスタレーションのようです。このシルエットはYAMAHA系ですね。前半分がYA-1、後ろ半分がSR、でしょうか? (2022年9月15日)

グッモーニン!@cafe & inn 吉里吉里

北海道ミーティングの帰路、羽幌町(北海道苫前郡)に用事ができて『cafe & inn 吉里吉里』に一泊しました。ここが素晴らしかった。写真は朝食です(夕食は撮らずにパクパク食べてしまいました)。部屋にはTVが無く、深夜、オロロンラインを駆け抜けて行くトラックの音が海鳴りにも聞こえました。またここでの時間を楽しむために羽幌に行きたいと思っています。 (2022年9月12日)

パープルバイクの思い出

北海道ミーティング会場の『山部自然公園太陽の里』からバイクで30分ほどの距離に『ファーム富田』はあります。写真はそのヤードにあったスクーターたち。さすがにラベンダーで名を馳せた農園だけあり、徹底していますね。パープルのバイクを見ると1980年代バイクブームを知る身としては、条件反射的にグッときます。まずは84年にプリンス(プリンス・アンド・ザ・レヴォリューション)がリリースした名盤『パープル・レイン』のジャケ写で、殿下が跨がっていたパープルのHONDA CM400A HondaMaticを思い出しました。そうかァ、2速ホンダマティックはファンクなのか……するどいなァ、と驚いたのが昨日のようです。そしてその翌年に鈴鹿8耐でKロバーツ、平忠彦組が駆ったYAMAHA FZR750 (0W74)の資生堂TECH21カラーも衝撃でした。なぜかその後ちょっとずつブルー寄りに色調が改変されましたが、初代はラベンダー色に近かったと思います。『ファーム富田』でちょっと時間を持て余してしまった自分(編集長 たき)としては、この2台が展示されていたらな……と。……邪念ですね。 (2022年9月10日)

コンクール デレガンス2

北海道ミーティングのメインイベント、コンクール デレガンスは愛車をエントリーさせて芝生広場に展示。会員の投票は即日開票で、その年のグランプリが決定します。自分(編集長 たき)が投票したのは1969 KAWASAKI 90TR。写真はその90TRとどちらにしようか最後まで迷った、長崎県長崎市からエントリーの1972 CB450 EXPO。CB450といえばクジラタンクのKOや、K1が有名ですが、モデル末期のエキスポートをここまで美しく仕上げたのは凄い。厳めしくも無く凜々しいなあ。いいなあ。 (2022年9月8日)

コンクール デレガンス

8月最後の週末に道央、富良野で開催される北海道ミーティング。コンクール デレガンスはそのメインイベントで、愛車をエントリーさせて芝生広場に展示。会員の投票は即日開票され、その年のグランプリが決定します。写真は今年自分(編集長 たき)が一票を投じた、札幌市在住オーナーによる1969 KAWASAKI 90TR.。このワクワク感あふれるフレンドリーなデザイン、カラーリングがたまりません。完璧ですね。(2022年9月7日)

北海道ミーティングにて

この8月27,28日に第40回目の開催となった北海道ミーティング。今年会場内に設けさせていただいた弊誌『バイカー春秋』販売ブースです。お買い上げいただいた皆さん、ありがとうございました。編集長 瀧にとっても夢のような2日間でした。(2022年9月6日)

北海道ミーティングへ

この8月27,28日に第40回目の開催となった北海道ミーティング。会場は道央、富良野市郊外の山部太陽の里 。素晴らしいロケーションの広場で、晩夏の北海道で1泊2日の再会をゆっくり楽しむ、事前フルエントリー制のバイカーズミーティングです。今年は弊誌『バイカー春秋』も販売ブースを置かせていただきました。編集長、瀧は僭越ながらオープニングの「カンパイ!」のご挨拶までさせていただきました。夢のような2日間でした。(2022年9月5日)

道内最後は青塚食堂

北海道にバイクで行く時は新潟と小樽を16時間ほどで行き来する新日本海フェリーのお世話になります。編集部のある神奈川県逗子市から新潟フェリーターミナルまでが、ひと苦労ですが、小樽は道内の出入り口としては理想的ロケーション。しかも市内、祝津には「青塚食堂」があるからです。写真は夏の刺身盛り合わせ。ここは仕事が丁寧で誠に美味。帰路、新潟行きの小樽出港は17時なので、道内最後の食事はいつも「青塚食堂」、ここで道産美味への未練を断ち切ります。時間があれば近くの鰊御殿や、小樽市総合博物館本館にも寄ります。どちらももう3回以上訪ねていますが飽きません。そして博物館横にあるマックスバリュ手宮店でお土産と、船内で食べるものを購入。もうこれはほぼ道内最終日のルーティン、儀式と化しています。 (2021年8月19日)

絶景利尻富士

北海道ミーティングの開催日が近づいてきました。今年は5月の終わりにも北海道に居たのですが、オロロン街道ではじめて利尻富士の全容を眺めることが出来ました。写真は抜海(ばっかい)港です。海から富士山が生えている! と感動しました。絶景ですね。 (2021年8月17日)

鉄人28号@土の館

JR中富良野駅前の「なかふらの単車館」に行ったら、そこからバイクで10分ほどの「土の館 トラクター博物館」にも寄りましょう。居並ぶトラクターのコレクションは圧巻です。ポルシェのトラクターだってあります。写真はフンボルトドイツ社の1959年製 D-40Lのフロントフェイス。横山光輝先生が描いた黎明期の鉄人28号にそっくりです。とがってないけど鼻もあるし。 (2021年8月13日)

なかふらの単車館

北海道ミーティングの会場は富良野市の「山部太陽の里 ふれあいの家」です。そこからバイクで30分ほど、JR中富良野駅のすぐそばに「なかふらの単車館」はあります。富良野市で歯科医院を開業している冨樫館長による私設博物館で、150台のコレクションのうち80~90台を展示。その魅力については『バイカー春秋』最新号で4ページにわたり紹介しています。今回、掲載はモノクロページとなったため、ここにカラー写真を載せておきました。中央に写っているのはYAMAHA RD400ですね。RZ250登場前にリリースされた最終型で、このブルーは400専用色。ずいぶん憧れました。パンチが薄れたとあまり評判の良くなかった最終型ですが、デザインはいかにも空冷ビッグ2st末期らしい。グッドデザインですね。 (2022年8月11日)

北海道ミーティング

今年は北海道ミーティングに参加しようと思います。会場でバイカー春秋を販売させていただけそうです。今年は記念すべき第40回で、ポスターはこんな感じです。ミーティングであり、フェスでもあり、晩夏の北海道で「バイクが好きでよかったな」と実感できる年に一度の里帰り的イベントでもあります。参加すれば、わかります。今年のエントリーは今週末、8月12日(金)迄とのこと! 急ごう!! (2022年8月8日)

「国頭港食堂」沖縄本島一周記

沖縄本島一周記、最終回は一周中最も美味しかった定食についてです。大宜味村を北上して国頭村に入ると国道沿いにバナー。宇良関を応援しているようです。宇良は大阪出身じゃなかったかなあ? と思いつつ道端にあった「国頭港食堂」でお昼をいただくことに。地魚フライと刺身定食(1300円)をオーダーしました。その刺身の旨かったこと! マグロ、カンパチ、イカ、そして白身魚2種。そのすべてがきちんと仕立てられた近海ものだからたまりません。魚はやっぱり北だよな、となんとなく思っていた自分を深く恥じるほどの味でした。そうそう、宇良関ですが、お父さんがこのあたりの御出身だそうで、村をあげて応援しているそうです。ちばりよ~宇良関!(沖縄本島一周記 完 / 2022年8月7日)

「やんばる」沖縄本島一周記

道はやがて、島北部の山原(やんばる)へ。北端の辺戸岬(へどみさき)からは、カラリと晴れていれば与論島や沖永良部島がのぞめます。そのあたりのお勧めは、高さ11.5mの巨体がちょっとコワいヤンバルクイナ展望台と、辺戸共同売店。共同売店はハワイのひなびたジェネラルストアのようです。写真のような道が延々続きます。なんにも無い、ほおっておかれてる感がいいですね。 (2022年8月1日)

「故障中」沖縄本島一周記

古宇利大橋を渡ってすぐのところにある、古宇利島ふれあい広場で休憩。道の駅っぽいその施設の一角に電源の入っていない冷蔵ケースがあり、この但し書きが。故障していることがひしひし伝わってくる筆づかいです。名筆だなあと嬉しくなり、スマホで撮っていたら通りがかりのオバサンが足を止めました。撮り終えてケースを離れたら、オバサンも撮っていました。画像、どうするんだろう?  (2022年7月28日)

「古宇利島へ」沖縄本島一周記

バイカー春秋の特集「走って走って日本縦断記」のスピンオフ“沖縄本島一周記”。『A&W 名護店』を後にして古宇利島へ。島へは全長1,960mの古宇利大橋で渡ります。この橋、沖縄県内で二番目の長さを誇る、とのこと。沖縄にそんなに長い橋ってあった? と調べたら宮古島と伊良部島とを結ぶ伊良部大橋が全長3,540mでした。どちらも通行無料というのがいいですね。やんばるの入口でもあるこのあたりまで来ると、海の色、空の色が違います。 (2022年7月26日)

「ルートビアフロートデー」沖縄本島一周記

バイカー春秋の特集「走って走って日本縦断記」のスピンオフ“沖縄本島一周記”。恩納村の『シーサイドドライブイン』が休みだったので、さらに国道58号を北上し『A&W 名護店』を目指すことに。40分ほどで到着しました。その日は水曜で〝ルートビアフロートデー〟とのこと。ソフトクリームのトッピングが無料でした。ルートビアはおかわり自由なので2杯目はどうなる? と試したらジョッキチェンジの上、フロートは無しでした。ルートビア、炎天下を走ってカラカラのカラダに沁みわたりました。店を出る際、持参のサーモスを出し「氷を貰えますか?」と聞くと、笑顔でたっぷり氷を入れてくれました。その後宗谷岬まで、たびたびサーモスに氷を貰いましたが『A&W 名護店』が一番優しかった。 (2022年7月25日)

「見せ見せおじさん」沖縄本島一周記

バイカー春秋最新号の特集「走って走って日本縦断記」のスピンオフ“沖縄本島一周記”。喜屋武岬(きゃんみさき)を起点に時計回りに一周しました。58号線を北上し、創刊準備号の特集「沖縄二輪物語」で話をうかがった、国頭郡恩納村仲泊の『シーサイドドライブイン』に寄ることに。店内に飾られているKAWASAKI KH400との再会を楽しみです。ところが着いたら〝メンテナンスのため本日お休み〟とのこと。ここで休もうと、走りっぱなしだったのでどうしたものかと、駐車場の先にバイクをとめ、ひとり緊急会議を開催。ふと左を見ると、風光明媚な明るい海の手前に、この立て看板が。……見せ見せおじさん、って……? (2022年7月24日)

「食堂かりか」沖縄本島一周記

バイカー春秋最新号の特集「走って走って日本縦断記」のスピンオフ“沖縄本島一周記”。初回はスタート地点である、本島最南端の喜屋武岬(きゃんみさき)に向かう途中の話です。喜屋武岬までバイクで30分ほどの南城市の新原(みーばる)ビーチにある『食堂かりか』で、マトンカレーをいただきました。この店のキャッチコピーは「水平線を眺めながら海の無い国ネパールの極上の料理が堪能できるここはまさに楽園」。確かに、海の家っぽいロケーションはなかなかの楽園です。ちなみに店名の「かりか」のスペルは〝KALIKA〟で、ネパール神話、ヒンドゥー教の女神の名前だそうです。エネルギー、力と新たな始まりのシンボルで、シヴァ神の腹の上で踊るとのこと。一方ハワイ語で〝KALIKA〟は絹の意ですね。 (2022年7月23日)

沖縄本島一周記はじめます。

おかげ様でバイカー春秋最新号(創刊4号)の特集「走って走って日本縦断記」に多くの反響をいただいております。おおむね好評です。ありがとうございます。5月20日に沖縄本島喜屋武岬(きゃんみさき)を出て、26日には宗谷岬に到着。その記録を全20ページにまとめたのですが、実はその前に沖縄本島を一周しました。愛車スーパードリーム号で長距離を走るのは久しぶりだったので、足慣らしのつもりでした。紙幅の都合で掲載できなかったその模様を、こちらでで紹介したいと思います。写真は、辺戸岬から辺野古に向かう途中の県道70号で見かけたヤンバルクイナ注意の道路標識。ロードキル問題が深刻化しているようです。 (2022年7月22日)

「ノシャップ」行き宗谷バス

バイカー春秋最新号(創刊4号)の稚内取材中、地元路線バス、宗谷バスの行き先表示に「ノシャップ」とあり「え! 路線バスが根室まで行く?」と混乱。すぐにノシャップ岬とノサップ岬を間違えたことに気がつきましたが、ちょっとまぎらわしいですね。稚内にある北海道最北端ナンバー2の岬がノシャップ岬で漢字だと野寒布岬。根室市の北海道最東端の岬がノサップ岬で漢字だと納沙布岬です。待ち合わせの際は、気をつけましょう。 (2022年7月21日)

浮谷東次郎さん、生誕80年

バイカー春秋最新号(創刊4号)への反響、続々いただいております。ありがとうございます。「がむしゃら1500キロ」の名著再録も好評のようです。本日、生誕80年となった浮谷東次郎さん人気はまだまだ高いようです。写真はYAMAHA YD-1にまたがっての記念写真。東次郎さんの「お姉ちゃま」である朝江さんにお借りして、同号のバイカープレイバックに掲載させていただきました。 (2022年7月16日)

樺太食堂の生うに丼

写真は北海道最北端の街、稚内のノシャップ岬にある「樺太食堂」の生うに丼(2860円)です。樺太食堂についてはバイカー春秋最新号(創刊4号)P29で紹介しています。5月終わりの取材時にいただいたのですが、さすがに美味しかった。いくら+うに、ちょっとヘヴィかなと思ったら、サラサラと腹の納まりもよく驚きました。この丼は裏表紙にも写真載せました。同号では稚内差新情報も。この夏、北海道ツーリングを計画されている方は是非御一読ください。 (2022年7月14日)

俺様の名盤さ!SP

バイカー春秋 創刊4号発売となりました。予約購入ありがとうございました。お陰様で予約販売分は昨日までにすべて郵送発送完了しました。さて創刊4号の特集のひとつに「俺様の名盤さ!柏秀樹SP」があります。1978年にオートバイの排気音を収録したLPレコード製作から、オートバイ業界でのキャリアをスタートした柏秀樹さんのディスコグラフィを追ってみました。へえ、そうだったのか!と目から鱗のエピソード満載です。 (2022年7月10日)

創刊4号 7月9日発売!

7月9日発売、バイカー春秋 創刊4号の表紙です。110ccで6泊7日、日本縦断旅の最中、最終日の北海道で撮影しました。5月の終わりに旅したのですが、沖縄では黒に近いほど濃かった緑が北に向かうにつれどんどん淡くなり、北海道では新緑に。そのあまりの清々しさに脇道にそれ、愛機をとめて撮った1枚です。その模様は特集「走って走って日本縦断記」にまとめました。バイカー春秋 創刊4号、どうぞごひいきに! (2022年7月5日)

日本縦断 Day07/07『涙の交通安全』

沖縄本島南端「喜屋武岬」から北海道北端「宗谷岬」へ、110ccで6泊7日旅も無事終了。宗谷岬で写真を撮ってから日本最北端のガソリンスタンド、IDEMITSU安田石油店宗谷岬SSで給油。支払を終えたら「記念にどうぞ」と写真の貝殻を手渡されました。受け取った瞬間、何かに不意をつかれたようです。泣きそうになりました。  <110ccで日本縦断6泊7日旅・完> (2022年7月4日)

日本縦断 Day07/07『ゴォォォール!!!!』

沖縄本島南端「喜屋武岬」から北海道北端「宗谷岬」へ、110ccで6泊7日旅もいよいよゴール! 宗谷岬に着きました。あ~あ、終わってしまった……と寂しい。気力もなんだか尽きてしまい、心が風邪をひきそうです。スーパードリーム号は、ノートラブルで本当によく走ってくれました。おつかれ様でした。 (2022年7月3日)

日本縦断 Day07/07『白い道で宗谷岬へ』

沖縄本島南端「喜屋武岬」から北海道北端「宗谷岬」へ、110ccで6泊7日旅もいよいよ終盤。稚内から宗谷岬に向かい、ラスト30㎞となりました。途中で右折し、白い道を走り宗谷岬に向かうことに。今朝、苫小牧に着いたところなのに、もう少し走ったら旅も終わり。なんだかあっけない。ほとんど寄り道もせずに移動し続けた7日目も、いよいよ日没間近です。 (2022年7月3日)

日本縦断 Day07/07『道内で北海道フェア』

沖縄本島南端「喜屋武岬」から北海道北端「宗谷岬」へ、110ccで6泊7日旅も今日で最終日。苫小牧を後にして2時間後、それまでの疲れが出たのか突然気分が悪くなりセイコーマートで休憩。北海道フェアを開催中でした。その前に寄ったローソンでは沖縄フェアをやっていました。なんか道内で、北海道フェア。地元愛ムンムンで、いいかんじです。その後、道の駅三笠で力尽き、2時間ほどベンチで寝たら見事回復しました。 (2022年7月2日)

日本縦断 Day07/07『おまかせ海鮮丼』

沖縄本島南端「喜屋武岬」から北海道北端「宗谷岬」へ、110ccで6泊7日旅も今日でラスト。定刻6時前、苫小牧港に着岸したシルバーエイトのスロープを下り、北海道到着。今日で旅が終わることが信じられません。まず向かったのはマルトマ食堂。おまかせ海鮮丼をいただきました。ホッキ貝が入ったホッキカレーも美味しそうでした。メニューが多すぎて迷ってしまい結局「おまかせ」してしまいました。ご馳走さまでした。 (2022年7月2日)

日本縦断 Day07/07『苫小牧ブルース』

沖縄本島南端「喜屋武岬」から北海道北端「宗谷岬」へ、110ccで6泊7日旅も今日でラスト。シルバーエイトは定刻6時前、苫小牧港に着岸。いつ来ても苫小牧は、物流拠点感が濃厚です。北米を思わせるスケール感です。いま何らかの理由で、ドック・オブ・ベイ(The Dock of the Bay)のMVを日本国内で撮らなければいけなくなったら、断然苫小牧港だと思います。誰か歌ってくれないかな、苫小牧ブルース……と思ったら、秋庭豊とアローナイツが歌っていました。すみません。 (2022年7月1日)

日本縦断 Day07/07『快晴で始まった最終日』

沖縄本島南端「喜屋武岬」から北海道北端「宗谷岬」へ、110ccで6泊7日旅。7日目(Day07)はいよいよ北海道上陸です。苫小牧港着は6時予定。昨夜は八戸港でシルバーエイトに乗り込み、予約していた2等寝台A 301号室へ。2段ベッドの個室でした。風呂にも入らずすぐに寝てしまい、翌朝起きてデッキに出たら快晴です。しかも昨晩のやませの冷気はなく、夜明けでも20℃以上ありそうです。ああもう今日中には宗谷岬に着いてしまうのか、とこの時は感慨に耽っていたのですが……。 (2022年6月21日)

日本縦断 Day06/07『夜霧とウシと』

沖縄本島南端「喜屋武岬」から北海道北端「宗谷岬」へ、110ccで6泊7日旅。6日目(Day06)は鶴岡から八戸まで。苫小牧行きシルバーフェリー八戸港出港が22時だから今日はヨユーだな、と慢心していたら、八戸着は結構ギリでした。日中は30℃近くまで上がったのに八戸は冷え冷えで、夜霧が立ちこめています。やませでしょうか? 乗船待ちをしていたら霧の中、異様な雄叫びが。最初は霧笛かと思いましたが何やら悲痛な響き。霧が流れた瞬間目を凝らせば、トレーラーに乗せられた牛たちのもの悲しい叫びでした。22時、定時出港。いよいよ長くて永かった本州ともお別れです。  (2022年6月20日)

日本縦断 Day06/07『康楽館の花道』

沖縄本島南端「喜屋武岬」から北海道北端「宗谷岬」へ、110ccで6泊7日旅。6日目(Day06)は鶴岡から八戸まで。ルート選びはiPhoneに入れたバイク専用ナビアプリ、TOURING SUPPORTER(ツーリングサポーター)まかせです。大館からは秋田県道2号線に入れとの指示。しばらく行くと、右手に小坂鉄道レールパーク、左手に古い劇場のある小坂中央公園に差し掛かりました。一帯は明治期に鉱山とした栄えたとのこと。芝居ののぼりがはためく劇場前大通りをちょっと走ってみました。1910年(明治43年)竣工の芝居小屋、康楽館(こうらくかん)は今も常打芝居小屋として現役です。  (2022年6月19日)

日本縦断 Day06/07『鳥海ブルーラインを走りたい』

沖縄本島南端「喜屋武岬」から北海道北端「宗谷岬」へ、110ccで6泊7日旅。6日目(Day06)も快晴。今日は鶴岡(山形県)から八戸港(青森県)まで390㎞走り、苫小牧行きのシルバーフェリーに乗船予定。苫小牧港出港が22時なので、距離があっても気がラクです.。鶴岡を後に国道7号をひたすら北上。途中鳥海山が美しかったので、国道をそれ撮りました。鳥海ブルーラインで鉾立展望台まで行けば雪渓を間近に眺められそうです。田を渡る青々とした風は水の香を含み、まさに薫風です。 (2022年6月18日)

日本縦断 Day05/07『1日3回EneKeyタッチ』

沖縄本島南端「喜屋武岬」から北海道北端「宗谷岬」へ、110ccで6泊7日旅。5日目(Day05)は、富山から山形へ。スーパードリーム号の燃費はリッター50㎞ほどで、タンク容量は3.7リットル程度。なので150㎞ほど走ったら給油しなければなりません。だいたい1日2,3回は給油しなくてはいけなくて、これが結構手間です。ENEOSのセルフスタンドで使えるワンタッチ決済ツール、EneKeyはその手間をだいぶラクにしてくれました。まあ必然的に、常時ENEOSセルフスタンドを探す旅となってしまいましたが。 (2022年6月17日)

日本縦断 Day05/07『徳市で魚フライ定食』

沖縄本島南端「喜屋武岬」から北海道北端「宗谷岬」へ、110ccで6泊7日旅。5日目(Day05)は、富山から山形へ。途中、上越市名立大町の国道8号沿いにあった『食堂 徳市』でお昼を。隣席が食べていた魚フライ定食が美味しそうだったので、それをいただきました。満腹となり、快晴のもとスーパードリーム号に戻りスマホのナビを見たら、今晩の宿まであと「283㎞」あり、到着時刻は「21:27」だそうです。う~むむ。 (2022年6月16日)

日本縦断 Day05/07『海辺の食堂徳市』

沖縄本島南端「喜屋武岬」から北海道北端「宗谷岬」へ、110ccで6泊7日旅。5日目(Day05)は、富山から山形へ。難所の親不知子不知を抜けたら昼どき。腹減ったなぁ、と思っていたら国道8号沿いに『食堂 徳市』が。いったん通り過ぎましたがなんだか気になり、戻って昼食にしました。いま改めて写真を見たら「つり具・エサ」と棟続きだったり、妙に大きな窓があったり、ちょっと現代美術が香るつくりです。 (2022年6月15日)

日本縦断 Day05/07『親不知子不知』

沖縄本島南端「喜屋武岬」から北海道北端「宗谷岬」へ、110ccで6泊7日旅。5日目(Day05)は、富山から日本海を左手に田田の宿(山形県東田川郡三川町)までの396㎞を走る予定です。富山を出て国道8号を北上するとやがて崖沿いのワインディングへ。かなり拡張され走りやすくなった親不知子不知(おやしらずこしらず)ですが、まだまだ難所感は濃厚です。ちょっと道幅タイトな深いコーナーの奥でいきなり丸太積載のトレーラーが現れ、ドキっとしました。荷台後軸タイヤがイエローラインを割り、迫ってきます! (2022年6月14日)

日本縦断 Day04/07『本日の日替わり定食』

沖縄本島南端「喜屋武岬」から北海道北端「宗谷岬」へ、110ccで6泊7日旅。4日目(Day04)は、舞鶴で昼に。さて何をいただこうかとうろうろしていたら、国道175号から住宅街にちょっと入ったところに『清蓮亭』を見つけました。入口脇のホワイトボードの「5月23日(月) 本日の日替わり カレイ野菜あんかけ、小鉢、みそ汁、ご飯 \820」に強くひかれました。店内は地元に愛されているちょっといい食堂感に満ちていて、隣のテーブルのおばあさん三人連れの「この前亡くなった〇〇さんが」「いやあん人はまだ生きとうで」などという会話を聞くとなし聞いていたら急に旅情がこみ上げてきました。そしてカレイ野菜あんかけの美味しかったこと。塩気濃いめのあんに舌と胃を激しくキックされ、メロメロに。店の女性は、会計を終えた常連さんには「ありがとう」、非常連さんには「おおきに」と、店を送り出します。自分はもちろん「おおきに」で、いま京都なんだと実感しました。 (2022年6月13日)

日本縦断 Day04/07『五月晴れの舞鶴ブルー』

沖縄本島南端「喜屋武岬」から北海道北端「宗谷岬」へ、110ccで6泊7日旅。4日目(Day04)は、1日の移動プランがこの旅最長の477㎞の予定。わかっていても前日の疲れで、倉吉(鳥取県)のホテル出発は8時過ぎ。たんたん走り、舞鶴(京都府)で昼に。かなり真面目に走ったつもりですが今晩の宿、富山市のいなり鉱泉までまだ280㎞もあります。5月の薫風そよぐからり晴れたもと心身ともにちょっとブルー、泣き笑いなかんじです。 (2022年6月12日)

日本縦断 Day03/07『深夜国道』

沖縄本島南端「喜屋武岬」から北海道北端「宗谷岬」へ、110ccで6泊7日旅。3日目(Day03)は400㎞オーバーの行程だったため、倉吉(鳥取県)の宿に着くのが深夜になってしまいました。それにしても夜の国道のロードサイドは、日本全国似たような店ばかりで、いま自分が何処を走っているのか、判らなくなります。茫然自失(ぼうぜんじしつ)という言い方がありますが、正にそんなかんじ。ここは、どこ? 私は……  (2022年6月11日)

日本縦断 Day03/07『大ちゃんの宇宙』

沖縄本島南端「喜屋武岬」から北海道北端「宗谷岬」へ、110ccで6泊7日旅。3日目(Day03)の昼は安芸高田市の国道54号線沿いにあった『お好み焼 大ちゃん』でいただきました。外壁再塗装のためか、足場とネットで覆われ、クリスト&ジャンヌ=クロードの作品のような外観にひかれました。いただいたのは豚ネギ。なんだか皿に盛られた善意のカオスは、女将さんの宇宙のようです。そこは女将さんひとりの店のようでした。〝大ちゃん〟って、誰? (2022年6月9日)

日本縦断 Day03/07『宇佐川の清流』

沖縄本島南端「喜屋武岬」から北海道北端「宗谷岬」へ、110ccで6泊7日旅。3日目(Day03)は、鳥取県倉吉市をめざし中国山地越え。途中、山口県岩国市の国道434号線では傍らの宇佐川が美しかったので、スーパードリーム号で渡ってみました。四万十川、仁淀川か、それ以上に水は澄み、川砂や砂利までキラキラ輝いています。宇佐川はやがて瀬戸内海に注ぐとのこと。……もう昼なのに、まだ中国山地の分水嶺を越えていないのかぁ。(2022年6月8日)

日本縦断 Day03/07『朝から遅れています』

沖縄本島南端「喜屋武岬」から北海道北端「宗谷岬」へ、110ccで6泊7日旅。3日目(Day03)は。鳥取県倉吉市のホテルアーク21をめざし、山口県周南市のホテルクラウンヒルズ徳山をスタート。7時出発のつもりでしたが、なかなか起きられず、結局10時スタートに。今日の移動距離は400㎞オーバーで、東へ進みつつ中国山地を越え日本海側に出るつもりです。朝から快晴なのが、何よりです。(2022年6月7日)

日本縦断 Day02/07『間に合ったぁ!』

沖縄本島の南端、喜屋武(きゃん)岬から北海道北端の宗谷岬まで110ccで6泊7日ツーリング。2日目(Day02)は九州ほぼ縦断。鹿児島県伊佐市で昼食を摂った後は、脇目も振らずただただひたすら走りました。そして、なんとか出港10分前に大分県国東半島の竹田津港に到着。予定通り19時発徳山(山口県周南市)行きに乗船できました。あとは徳山港から1㎞足らずのホテルクラウンヒルズ徳山にチェックインするだけです。徳山港への2時間のクルーズ中は、ほぼ、爆睡でした。(2022年6月6日)

日本縦断 Day02/07『ラーメン㐂一』

沖縄本島の南端、喜屋武(きゃん)岬から北海道北端の宗谷岬まで110ccで6泊7日ツーリング。2日目(Day02)はフェリーを鹿児島港で下船しスタート。腹が減ったな、と思って時計をみたらもうお昼! でもまだ鹿児島県から出ていません。今日は大分、竹田津港19時出港のスオーナダフェリーに乗船予定なのに……。道沿いの「ラーメン」の看板に吸い寄せられ、伊佐市の『㐂一』に。ああ、九州ラーメンです。食べ終えてスーパードリーム号に戻り、スマホのナビをつけたら竹田津港到着時刻は20:12になっていました。これは、マズイ!(2022年6月5日)

日本縦断 Day02/07『鹿児島から』

沖縄本島の南端、喜屋武(きゃん)岬から北海道北端の宗谷岬まで110ccで6泊7日ツーリング。2日目(Day02)は『フェリーあけぼの』の鹿児島港下船からスタート。航路が梅雨前線直下だったため、船はたいへんよく揺れました。奄美大島名瀬港では風待ち(暴風止み待ち)で出港が30分遅れ、鹿児島港到着も90分遅れに。さあ、走るぞと船内スロープを下り始めたそのとき自分は、その日が大変な一日になることをまだ知りません。(2022年6月4日)

日本縦断 Day01/07『20分だけの着岸』

沖縄本島の南端、喜屋武(きゃん)岬から北海道北端の宗谷岬まで110ccで6泊7日ツーリング。初日(Day01)のメインは那覇港から鹿児島行き『フェリーあけぼの』です。午前7時に那覇港を出港し、11:50に与論島の与論港に着岸。出港は12:10なので滞在はわずか20分。梅雨前線による暴風雨のなか、舞台の場面転換なみの忙しさで荷下ろし荷揚げ。あっという間に離岸しました。与論港のすぐ向こうには白砂のビーチがあり、沖には3兄弟のような岩場も。晴れたおだやかな日に再訪したいと思いました。 (2022年6月3日)

日本縦断 Day01/07『那覇港から「フェリーあけぼの」に』

沖縄本島の南端、喜屋武(きゃん)岬から北海道北端の宗谷岬まで110ccで6泊7日ツーリング。初日(Day01)は喜屋武岬から那覇港まで、18kmを走っただけで、那覇港から鹿児島行き『フェリーあけぼの』に乗船。午前7時の出港で、途中本部(沖縄本島)、与論島、沖永良部島、徳之島、奄美大島、屋久島に寄港。鹿児島には翌日午前9時着の予定です。梅雨前線の真下を行くこととなり、途中の寄港は現場の気象条件次第とのこと。揺れそうな気配、濃厚な船出でした。 (2022年6月2日)

日本縦断 Day01/07『沖縄本島南端をスタート!』

沖縄本島の南端、喜屋武(きゃん)岬から北海道北端の宗谷岬まで、フェリーを使えば下道だけでも6泊7日で行けるのでは? と思ったのは、今年2月のこと。そこから着々準備を進め、5月20日、早朝に喜屋武岬をスタートしました。相棒を110ccのHONDA スーパードリーム号(2015年 ベトナム製のスーパーカブ)にしたのは、日常的に使っていて気心が知れていたから。初日(Day01)は喜屋武岬から那覇港まで、18kmを走り那覇港、午前7時出港のマルエーフェリー、鹿児島行き『あけぼの』に乗船するだけです。ツーリングしながら日々、インスタでその日の出来事を紹介しようと思ったのですが……。写真は喜屋武岬から走り始めた瞬間です。サトウキビ畑を縫って、旅は始まりました。なおその模様は現在予約販売中 https://bikershunjyu.com/ の『バイカー春秋』次号(7月初旬刊行予定)にてお伝えいたします。 (2022年6月1日)

彼女が愛したオートバイ

奈良県第二区選出の衆議院議員であり自民党政調会長の高市早苗さんは、カワサキZ400GPを駆るライダーでした。インタビューでは彼女が愛したオートバイとの日々について語っていただきました。7月1日刊行予定のバイカー春秋、次号に掲載予定です。ご期待ください。 (2022年5月14日)

RZ250夜明け前

自分(編集長 たき)は18歳の8月に発売されたYAMAHA RZ250を購入。4月に予約を入れ、待ち焦がれました。待つ間、他のバイクが気になって仕方ありません。気になった筆頭が写真のYAMAHA RD400で、400専用色のブルーには特に惹かれました。北海道中富良野町の国道237号沿いにある『なかふらの単車館』には、このブルーの最終型RD400がありました。40年近くを経て憧れと再会し、しばし見入ってしまいました。 (2022年5月9日)

東京湾フェリー

神奈川県横須賀市の久里浜港と千葉県富津市の金谷港を40分で結ぶ東京湾フェリー。行き交う船舶数が世界一の東京湾を横断するので、運が良ければ間近に巨大コンテナ船を眺めたりできます。晴れた休日午後の金谷港は帰路につくバイカーが列をなして乗船待ちをしていて、壮観です。でも、木更津と川崎を結ぶアクアラインより、ちょっとのんびりしています。 (2022年5月7日)

国道134号

海沿いを走る道路は日本全国数多ありますが、早朝のクルマもまばらな国道134号線、小動(こゆるぎ)から稲村ヶ崎の間は、かなりイケてます。対向車線の方が海側ですが、江ノ島を背に逗子に向かう方が、よりよりイケてる気がします。夏の朝に走ると、バイクに乗ってて良かった!と、思わずシールドを上げてしまいます。 (2022年5月5日)

NS500 側車仕様

このマシンはJR横須賀線 逗子駅を海側(東口)に出て、右手のビル2階にひっそりとあります。地元では「スズキヤの上」と言われています。HONDA NS500、驚愕のサイドカー仕様! F スペンサーは③とか⑩とか①だったし、片山敬済は⑧だったし、⑦といえばB シーンだったし。W ガードナーが⑦を付けて走ったのはロスマンズカラーのNSRだったしなぁ、としばし思案に暮れました。そういえば、カウル上部のグリーンのラインも怪しげです。フロントブレーキはインボードディスク風。時代は合ってますが、ワークスGPマシンには無かったような……。そういえば1996年シーズンまではWGPにサイドカークラスもあったなぁ。隣にはPORSCHE 959もあります。パリダカ仕様なのか、ル マン仕様の961なのかはちょっと不明。なにしろオープントップに改造されていますから……。 (2022年5月4日)

チナミさんのマッハIII

浜松市天竜区の『ライダーズハウス&cafe the Wish』の看板バイク(写真)は、店主のチナミさんの愛車、KAWASAKI 500SS MACH III。最新刊、創刊3号の特集「浜松エルドラド」で取材させていただきました。それにしてもいいなあ、マッハIII。モデファイされて現役感も濃厚。バイク好きが眺めれば、悩殺間違いなしです。 (2022年5月3日)

美味しいときにやめときな

ゴールデンウイークはツーリングでしょうか? 自分(編集長 たき)は日帰りならば西伊豆か富士山麓一周に出かけます。写真は富士山麓、富士宮市上井出の焼きそば・お好み焼き『むめさん』でいただくお好み焼。そのボリュームにちょっと残しそうになり、食べ切ろうか逡巡していたら女将さんがひと言「美味しいときにやめときな」。以来この金言は、座右の銘となり、様々なシーンで思い出し事なきを得ています。このまえ、休日の昼時に店の前を通ったら大排気量バイクとハイパフォーマンスカーで駐車場が溢れていてビックリしました。みんな女将さんの「美味しいときにやめときな」にヤラレてリピートしているでしょうか? (2022年5月2日)

キャロウエイのDREAM CB750FOUR

いまツーリング先を探しているあなたの愛車がHONDA DREAM CB750FOURだったら、浜松市北区細江町、奥浜名湖のライダーズカフェ『キャロウエイ』がおススメ。最新刊、創刊3号の特集「浜松エルドラド」で取材させていただきました。オーナーの川上重幸さんのHONDA DREAM CB750FOUR愛は強く、それは店内にディスプレイされた2台を見ても明らかです。そればかりではなく名古屋出身の川上さんのレシピによるあんかけパスタも絶品。奥浜名湖というロケーションも最高です。 (2022年5月1日)

♪屋根よりたかい〽

ゴールデンウイーク、祝日の〆はこどもの日なので、鯉のぼり全盛の今日この頃。鯉の他にも宮崎の〝クジラのぼり〟や、高知の〝カツオのぼり〟も有名です。写真は岐阜市の長良川うかいミュージアムで風にそよいでいた〝アユのぼり〟。大きな干物のようでもありました。バイカー春秋、最新刊、創刊3号の特集は「浜松エルドラド」。HONDA、YAMAHA、SUZUKI発祥の遠州は、いまもバイク好きを引き寄せるサンクチュアリです。ところで浜松と言えば浜名湖の鰻が有名ですが、いま時分〝ウナギのぼり〟は風に泳いでいるのでしょうか? 〝鰻上り〟は株価などの相場が急上昇することの慣用句でもあり、とても縁起が良さそうです。 (2022年4月30日)

憧れのSUZUKI GT550

バイカー春秋、最新刊、創刊3号の特集は「浜松エルドラド」。その取材でうかがった『モトガレージ ヤスカワ』は70年代旧車系ショップ。HONDA CB400Four等がずらりと並ぶ店内一隅に、SUZUKI GT550とKAWASAKI 500SSが並ぶ空冷2スト3気筒コーナーもありました。ラムエアーシステムのGT550を見て懐かしく思ったのは、自分(編集長 たき)が中型自動二輪免許を取った際の教習車がGT380だったからです。雨だとと停まらず、バンク角不足も悩ましい、重めのモデルでした。でも低速からトルクフルでよく粘る2スト3気筒は乗りやすく、何よりギア数が表示されるデジタルインジケーターは初心者にやさしかった。免許は中型でGT550は乗れなかったので、ちょっと憧れだったこと、思い出しました。 (2022年4月29日)

黙りカツ丼

ツーリングの昼メシ、自分(編集長 タキ)はカツ丼派です。うな丼でも天丼でも海鮮丼でもなく、黙ってカツ丼です。玉子とじかソース味かは問いません。写真は岩手県、一ノ関駅の駅前食堂『松竹』のソース味カツ丼。ソースが甘くて美味でした。一関といえば千厩町(せんまやちょう)『小角食堂』のあんかけカツ丼が有名ですが老舗駅前食堂でひとりいただく、ちょっと甘めのソースがかかったカツ丼がいいですね。カツ丼はひとり黙って食べるのが合い、ソロツーリングではピタリ腑に落ちます。 (2022年4月25日)

北野晶夫と橋本巧

バイカー春秋 創刊3号、予約購入いただいた方々への発送が始まりました。ご予約購入、感謝いたします。創刊3号の名著再録は大藪春彦作品の金字塔『汚れた英雄』です。長編大作ですので紙幅の都合で第1巻野望篇の後半、7章を再録掲載させていただきました。掲載にあたり再読し思ったのは、1980年代オートバイブームの起爆人となったのは北野晶夫と橋本巧の二人ではないか? ということです。北野晶夫は『汚れた英雄』の主人公、コオこと橋本巧は片岡義男作品の金字塔『彼のオートバイ、彼女の島』の主人公です。ちなみに映画版の『汚れた英雄』は1982年、『彼のオートバイ、彼女の島』は1986年の公開でした。どちらも角川映画であり、原作は角川文庫に収められていました。80年代バイクブームの仕掛け人は角川だったのかもしれません。写真は名著再録にあたり親本とさせていただいた、1992年刊行の徳間文庫版の全四巻です。徳間書店では現在も大藪春彦新人賞応募作品を募集しており、創刊3号にはその募集要項も掲載しています。 (2022年4月22日)

創刊3号、明日発売です!

バイカー春秋、創刊3号いよいよ明日発売です。お待たせいたしました! (2022年4月19日)

北野晶夫のYA-1改

バイカー春秋、次号(創刊3号)の刊行は4月20日です。特集『浜松エルドラド』の取材でヤマハ発動機コミュニケーションプラザを訪ねたら、写真のYA-1 第1回浅間高原レース仕様(再現車両)の展示が。「ああ、こんな感じだったのか!」と合点がいきました。というのは、次号の名著再録は大藪春彦作品の金字塔『汚れた英雄』で、小説は18歳の北野晶夫がヤマハYA-1レーサーを載せたリヤカーをひき、中軽井沢の道を上るシーンから始まるからです。目指していたのは第2回浅間浅間高原レース会場だから57年、昭和32年の話。展示されていたのは、その前年の第1回浅間浅間高原レースのウルトラライトウェイト(125cc)クラスで1~4位を独占したモデルのレプリカでした。どちらかといえばエレガントなヤマハ YA-1のレース仕様、がうまく思い浮かばなかったのですが、北野晶夫がリアカーに載せていたのはこんな感じだったとは!。……ちょっとオートレーサー的、アメリカンもはいっている気もします。ちなみに北野晶夫が存命だったら、今年83歳になります。 (2022年4月15日)

昭和日常博物館にて

バイカー春秋、次号(創刊3号)の刊行は4月20日です。連載企画『全国Motoミュージアム探訪記』で今回訪ねたのは『昭和日常博物館』。そこは北名古屋市の歴史民俗資料館で、昭和グッズであふれていました。そして地下フロアには写真のような二輪車コレクションが。二輪大国ながら、公立博物館でバイクを収蔵している例は稀少であり『昭和日常博物館』のユニークさは感動モノです。個人コレクションの寄贈によるもの等、その詳細は次号記事にご期待ください! (2022年4月14日)

青い塔

バイカー春秋、次号(創刊3号)はの刊行は4月20日です。今日は次号告知をちょっと休憩。名古屋方面から地元(神奈川県逗子市)に戻る際、時間に余裕があれば伊那に寄ります。目的は、カツ丼(写真)が美味しい『青い塔』と、北米のファーマーズマーケットのような『産直市場 グリーンファーム』。国道19号から、国道361号に右折し、権兵衛トンネルで木曽山脈(中央アルプス)を越えるのも好みのルートです。ツーリングに出かけたくなってきました。 (2022年4月12日)

ブラックバード

バイカー春秋、次号の 特集は「浜松エルドラド」。世界がうらやむ日本の二輪版モータウン、Hamamatsuのいまの魅力に迫ります。写真は市内のカフェ『ブラックバード』のカウンターに立つ店主、山中勲さん。山中さんはHONDA CBR1100XX Super Blackbirdの開発責任者を務めたその人で、日本中のブラックバード乗りがやってくるそうです。ちなみに山中さんが本田技研に入社した頃の社長は本田宗一郎さんその人でした。店内には低くJazzが流れていて、それはとても良かったのですがザ・ビートルズ、1968年の名曲『ブラックバード』もちょっと聴きたかった気が……。記事掲載の次号(創刊3号)の刊行は4月20日です。(2022年4月10日)

SUZUKI コレダ250TT

バイカー春秋 次号(創刊3号)の刊行が4月20日に決定しました。特集は「浜松エルドラド」。世界がうらやむ日本の二輪版モータウン、Hamamatsuのいまに迫ります。写真は市内、スズキ本社前にある「スズキ歴史館」に展示されていた1956 コレダ 250TTのヘッドライトナセルです、このモデル、映画『日蝕の夏』のなかで自ら主人公を演じた石原慎太郎さんがタイアップで乗っていました。その話は同号、バイカー プレイバックでお読みいただけます。バイカー春秋 創刊3号、ただいまSTORESにて予約販売中です。 (2022年4月8日)

4月20日刊行予定!

バイカー春秋 次号の刊行日が4月20日に決定しました。本日ホームページ、STORESともに更新しました。表紙は米西海岸、L.A.郊外のAzusaでチャボエンジニアリングを構えるバイクビルダー、木村信也さんです。詳細これからも告知させていただきます。次号もどうぞ、ごひいきに! (2022年4月7日)

あなたのうどんは?

ごひいきのうどんは、さぬき、稲庭、それとも味噌煮込み? 自分が時々無性に食べたくなるのは博多のうどんです。理屈もコシもない、東八郎の芸風のようなやさしさと包容力、そして安定感。それでいて洗練も感じます。写真は中州『弥太郎うどん』のごぼてんうどん。民芸運動でいうところの「健全な美」を宿しています。(2022年3月25日)

堂々、不動モータース

5年ほど前、石川県小松市の国道305号線を走っていて見かけました。JR北陸本線粟津駅の近くです。自動車整備工場なのに「不動」。まるで米映画に仕込まれたマニアックなジョークのようです。創業者のご名字だと推測されますが、さぞやご苦労もあったのでは……。(2022年3月16日)

Flat Headのち稲垣足穂

ハーレー ダビッドソンに特に強い思い入れはないのですが、散歩中に見かけ「いいねえ」と撮りました。フラットヘッドですね。陸王のモデルとなったVLでしょうか? 岐阜市街、岐阜市文化センターと金神社の間の公園脇だったと思います。その後古書店の徒然舎で、以前魔が差して手放してしまった現代思潮社の稲垣足穂大全 全6冊揃を見かけ、購入しました。良いバイクにあうと、いいことが起こります。
 (2022年3月14日)

シュニッツェル丼

昼どき、きらびやかな大排気量車が並んで停まっていれば、そこは揚げもの系の名店か、大盛りの名店、もしくは揚げ物系大盛りの名店です。写真は福井県、ヨーロッパ軒のソースカツ丼。創業者の高畠増太郎さんが、独ベルリン日本人倶楽部で料理研究重ね、明治45年に帰国し日本で披露したソースカツ丼です。なのでトンカツというよりシュニッツェルに近い気がします。ここも昼どきにはきらびやかな大排気量車が並んでいますね。 (2022年3月11日)

Las estación del sol

2014年に出版された、石原慎太郎の「太陽の季節」スペイン語版ペーパーバックの表紙です。いい写真です。HONDA CB92ですね。本日奥様、典子さんの訃報で、この表紙を思い出しました。楽しいはずのタンデムなのに、なぜかちょっと切ない。4月刊行予定のバイカー春秋 次号には石原慎太郎とオートバイについてのページもあります。 (2022年3月10日)

なかよし。蕎麦meets饂飩

ちょっとまえのこと。横浜市中区若葉町「ジャック&ベティ」のスクリーンで「サマー・オブ・ソウル(あるいは、革命がテレビ放映されなかった時) 」を観終え、右に出て、角をまた右に行った先の蕎麦屋で「なかよし 950円」を発見。天才バカボンの本官さんの目のような器に、蕎麦と饂飩が盛られています。「なかよし」というのがいいですね。 (2022年3月9日)

ニューパールホワイトのYAMAHA RZ250

4月初旬刊行予定の『バイカー春秋』次号ではライダーの聖地、パラダイスである『浜松』を特集します。写真は浜松市中区和合町、浜松航空自衛隊広報館近くにあるビンテージバイク&カフェ『くれいじーママ』の一角。yuzoチャンバーも凜々しいニューパールホワイトのYAMAHA RZ250がステージにあり、そのまわりをカウンターが囲んでいました。RZ250はニューヤマハブラック派の自分(編集長 たき)でも、ここならつまみ無しで一升は呑めそうです。 (2022年3月8日)

どんぶりの中の貯木場

名古屋に行ったときは名古屋市昭和区広見町の『好陽軒』に寄ります。写真の大盛りスペシャルメンマ(1400円)をいただきます。どんぶりの中はまるで貯木場。箸先で木場の角乗ができそうです。美味です。そしてご夫婦唱和のハーモナイズで「ありがとう~ございましたっ」「またっ、ど、う、ぞっ!」と送り出されると、また行きたくなります(←繰り返す)。 (2022年3月2日)

ライダーズカフェはまなこにて

4月初旬刊行予定の『バイカー春秋』次号ではライダーの聖地、パラダイスである『浜松』を特集します。写真は浜松市西区舞浜長弁天島で週末だけオープンする『ライダーズカフェはまなこ』の看板バイク、KAWASAKI W2-TT。店主、小林幸人さんの愛車です。浜松はHONDA、SUZUKI、そしてYAMAHAのお膝元でもあるのに、なぜかKAWASAKIの旧車が大人気でした。 (2022年2月28日)

ところてん!

春めいてくると、ところてんが食べたくなります。西伊豆、土肥と宇久須の間にある『伊豆の心太 盛田屋』もいいですが、自分的ベストは高知県南西部の大月半島先端に浮かぶ柏島の『お好みきみ』でいただいたこの一杯です。いいところてんをすすると、小学校三年生頃の夏休みの風が、器の中ビュンと吹き抜けます。 (2022年2月25日)

ニューヤマハブラックのYAMAHA RZ250

4月初旬刊行予定の『バイカー春秋』次号ではライダーの聖地、パラダイスである『浜松』を特集します。写真は浜松市のお隣り、磐田市にあるYAMAHAコミュニケーションプラザに展示されていたニューヤマハブラックの1980 RZ250。自分(編集長 たき)にとって初期型RZといえば、ニューパールホワイトではなくこのブラックです。1980年8月7日にキーを受け取った感激は、今も忘れていません。 (2022年2月21日)

逗子小坪 ゆうき食堂

天気がいい日のランチは、小坪のゆうき食堂。編集部からベトナム カブ(JA27)に乗って出かけます。鎌倉と逗子を行き交う京急バスのお客さん、斜め上からの視線(羨望の眼差し?)を受けつつ屋外席でいただいたのは1100円の「まぐろレアかつ定食」。このレア加減はなかなかのものです。 (2022年2月19日)

Hamamatsu ♡ Bikers

この春、4月初旬刊行予定の『バイカー春秋』次号ではライダーの聖地、パラダイスである『浜松』を特集します。写真は浜松市天竜区二俣町の『本田宗一郎ものづくり伝承館』に展示されていたHONDA DREAM CB72。浜松とライダーの、相思相愛に迫ります! (2022年2月18日)

こちらの書店でもどうぞ

創刊以来、ネットで国内販売のみだったバイカー春秋ですが、このたび書店売りが始まりました。はえある(?)一店舗目は静岡県掛川市の『本と、珈琲と、ときどきバイク。』。元バイクデザイナーの庄田祐一さんのセレクトによる1200冊の選書がならぶ、オートバイにもフレンドリーなブックストアです。 (2022年2月9日)

40年後の汚れた英雄

1982年に角川春樹の製作・監督により映画版が公開された『汚れた英雄』。ミッドランドシネマ 名古屋空港で角川映画祭の1本として上映されると知り、出かけてきました。40年振りにスクリーンで観て、何より驚いたのは映画では全然〝汚れて〟いないこと。ヨゴレはキレイに排除されていました。清濁の濁ヌキです。でもを疾走する平忠彦さんと木下恵司さんのライディングを大スクリーン、大音量で体感できたのは何よりの収穫でした。 (2022年2月9日)

存在の耐えられない重さ

富士山には様々なベストビューポイントが存在しますが、自分(編集長 たき)はうどんの『麺許皆伝』を出て国道138号に向かう途中、このあたりの眺めが好みです。こんなに重量感をともなう富士山ビューは希です。重低音が聴こえそうに、物凄くヘビー。その重みは『麺許皆伝』の手打ちうどんのそれとも通じています。 (2022年2月4日)

モペッドもキュートなフレンチ ディスパッチ

ウェス・アンダーソン監督の新作『フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊(The French Dispatch of the Liberty, Kansas Evening Sun)』が昨日公開されたので観てきました。いつもゴーグルを載せたハーフキャップのヘルメットをかぶっていたリナ・クードリが良かった。彼女のモペッドもキュートでした。あと、ベニチオ・デル・トロがサイコーです。おススメです。 (2022年1月29日)

旅の終わりは駅前渡船

今治(いまばり:愛媛県)からしまなみ海道をアイランドホッピングしてきて最後、向島から尾道に渡るのは尾道大橋。でもこの橋だけ原付(~125cc)は車道を走ることになり、風情に欠けます。そこでおススメは、向島運航の駅前渡船。向島側の乗り場は江尻川に突き出す桟橋で、そこから川を下って行くとパッと視界が開け、対岸には尾道が広がっています。夜など夜景眩しく、ああ都会だと旅の終わりを実感。渡し賃は人が100円で、原付(~125cc)は10円。渡船2階の操舵室は竜宮城っぽい造りで、旅情満点です。 (2022年1月25日)

そんな料理のようなヤツ?

1977年にアルバム「地獄のロック・ライダー(Bat Out of Hell)」ヒットさせたミートローフが74歳で逝去されたとのこと。彼の名を聞いて、1990年代始めにハーレーダビッドソンジャパン(HDJ)立ち上げのPRに関わっていた頃を思い出しました。ある日ハーレー好きのミートローフサイドから次回訪日の際、港区芝のショールームに寄りたいとのオファーが。HDJ担当者から「そんな料理のメニューみたいなヤツいるの? 有名なの? 知ってる?」との電話を受けました。……その後実際にやってきた彼は、地獄のロック・ライダー的イメージうらはら、とても紳士だったそうです。合掌 &ピース。 (2022年1月22日)

キャップエースは旅の友

テント泊のツーリングで、夕食の買い物時に探すのは「月桂冠 上撰キャップエース」。一合入りガラス瓶で、プラスチックキャップがそのままおちょこになるグッドデザイン! 1970年の大阪万博で大ヒットしてからもう50年以上、主にアウトドアで旅の友としてで愛されている傑作です。上撰ながらややワイルドな喉越しも、テントでお一人様の宵には、ストンと腑に落ちます。 (2022年1月21日)

国宝ライダー

昨年(2021年)10月に逝去された十代目柳家小三治さんのバイク好きはベテランライダーの知るところ。1980年代のバイクブーム渦中に41歳で突如バイクに乗り始めてから十年間のビター&スィートなバイクライフは、重版なった『バ・イ・ク』(講談社文庫)にまとめられており、『バイカー春秋』最新刊(創刊2号)のブックレビュー「晴走雨読」にて近藤芳則さんが取り上げています。その文末は、こう締めくくられています。「たぶん、(彼は)オートバイをテーマとした著作を持つ初の人間国宝である」。 (2022年1月19日)

コンガのような南米ざくら

オートバイで走っていて断然楽しいのは沖縄です。視線を移すたび「ああいま沖縄を走っているんだ」と思えます。郊外の風景が似てきてしまった日本において、これは貴重です。例えばこの街路樹。那覇市国場で見かけました。しれっと並んでいますが、コンガのようなボリュームがキュートです。秋にはピンクの花が咲き、原産地にちなみ「南米ざくら」とも呼ばれる「トックリキワタ」だそうです。自分(編集長たき)には既視感と同時に少々の違和感もおぼえる、沖縄らしい景色です。 (2022年1月17日)

パリのGSR600

国内ではそうでもないのに、海外だと妙にカッコよく見えるモデルってありますよね。自分(編集長たき)にとって、SUZUKI GSR600がそうでした。600は輸出専用モデルで、国内にはGSR400が出回っていましたが、そちらを見かけてもスルーしていました。ところがパリで路駐されている600を見て、ちょっと惚れました。マフラー、テールランプ、マフラーと楕円3連になっているリアエンドの処理とか、ウインカーの置き方とか大いにそそられ、欲しくなりました。その魔法は、日本に戻るとなぜか解けてしまうのですが。 (2022年1月16日)

駅前餃子

北海道ツーリング中に宗谷本線の名寄駅に立ち寄り、駅前の「三星食堂」でいただいた餃子定食です。大陸風のおおらかな餃子で美味でした。店頭では清々しい青地の暖簾が風を受け、その中央には三つ星紋が赤く染め抜かれています。でも決してビブグルマンではなく、森繁久弥、伴淳三郎、フランキー堺が出てきそうな、ちょっと昭和な名店です。 (2022年1月14日)

1967年のマン島TT

「バイカー春秋」創刊号の〝俺様の名盤さ!〟で紹介した二枚組レコードアルバム『サウンド ストーリーズ アイル オブ マンTT 1967』に入っていたライナーノーツです。左は125ccクラスで優勝したヤマハのフィル リード、右は500ccクラスでラップ4までトップだったMVアグスタのジャコモ アゴスティーニ。針をゆっくりとおろし、リビングのオーディオシステムで250cc6気筒の咆哮や125cc 2st V4の雄叫びに思いを馳せる、とはなんと優雅。五十数年前、レコードはレースを伝えるメディアのひとつでした。 (2022年1月13日)

朱富士

富士スピードウェイの脇から明神峠を越え山中湖に至る県道が好きで、よくバイクで出かけます。たいていそこから富士山麓をまわるのですが、写真の御山神輿見たさに途中の北口本宮冨士浅間神社に立ち寄ることも。朱塗りの大きなものには独特の愛嬌がありますね。唐津くんちの五番曳山、魚屋町「鯛」を思い出します。 (2022年1月12日)

桃太郎オールスターズ

中国自動車道で立ち寄ったSAにこれがあると「ああ岡山に入ったなあ」と実感します。上から桃太郎、犬、サル、キジ、オニと敵味方なく一堂に会したきびだんごです。製造元の山方永寿堂は岡山で昭和21年の創業以来、きびだんごのみを作り続けているそうです。 (2022年1月11日)

ごしんめ、現美風

熊野三山のひとつ、那智の滝で有名な熊野那智大社にバイクで参拝するには、お土産者や駐車場のならびを直進して、社務所まで登るのがおススメ。社務所脇に神社管轄の有料駐車場があり、そこが御本殿至近だからです。駐車場から参道に入ってすぐ、右手にあるのが写真の木彫神馬が収まる神馬舎です。ちょっと現代美術風。愛嬌もありますね。十和田市現美とかにあっても合いそうです。 (2022年1月10日)

GSX-R750R RC30 OW-01、そして

1986年に国内500台限定で販売された乾式クラッチ、105万円のSUZUKI GSX‐R750R。1987年に国内1000台限定で販売されたチタンコンロッド、148万円のHONDA RC30(VFR750R)。そして1989年に国内500台限定で販売されたジェネシスユニット、200万円のYAMAHA OW-01(FZR750R)。そのいずれもの発売を二輪誌編集部員として見守った自分(編集長たき)も、2015年に写真のHONDA RC213V-S(世界限定300台 2190万円)を目の当たりにして、驚きました。GSX‐R750R、RC30、OW-01のいずれもがスズカ8耐のヒーローマシン直系だったのに対し、RC213V-SはMotoGP直系だったからです。それにしてもこのスイングアームは本気ですね。HONDAはスゴイな、と以来6年以上思い続けています。 (2022年1月9日)

カリフォリニア

1970年代初頭に、MOTO GUZZI カルフォルニアをバイク誌のグラビアで見たときは、よく理解できませんでした。「H-Dのパチ(もの)?」とほぼ決めつけました。その後1989年冬のミラノショー開催にあわせ、MOTO GUZZI本社を訪ね1000GTを借り、ミラノからフィレンツェまでツーリング取材をしてMOTO GUZZI 好きに。さらに5年ほど前、写真のCalifornia 1400 Customに試乗して「ああ、カリフォルニアもいいなァ」と。まあつまり端的に「老いた」わけですねぇ。 (2022年1月8日)

雪や昏々

南岸低気圧が東へ進み、昨日(1月6日)は関東南部が雪に。編集部のある逗子でも積もり、散歩がてら逗子海岸まで出てみました。湾内は静水のように波が無く、けあらし(蒸気霧)がもうもう立ちこめ、海はまるで巨大な温泉湖のようです。……雪に無防備でバイクで雪中を行くなど思いもしませんが、古くはエレファントラリーがあったし、今は宗谷岬で年越しがメジャーですね。戻ってからYouTubeで「2022 宗谷岬 バイク」で検索すると2021-2022年越しの模様が続々upされていました。……お疲れッス! (2022年1月7日)

ツーリング天国

日本育ち、フェニックス(米 アリゾナ州)在住でバイク好きの友人に、ツーリングとかしてるの? と何気なく聞いたときのこと。地元のバイク好きと2台で走り「そういうものか」と思ったと教えてくれました。だいたい一辺60マイル(約100㎞)程度の四角を描くように走り、それぞれのコーナー付近で休憩。給油したり、何か飲んだり、ナッツを食べたりして、250マイル(400㎞)を走り「今日は楽しかったね、また走ろうね」と別れたそうです。その話を聞いたとき驚きましたが、実際にかの地を走れば「そうかも……」と思えてきます。ちょっと走れば風土や景色が目まぐるしく変わり、コンビニや飲食店や温泉は無数にあり、ルートは選び放題、それに加えて刻々四季が移ろう日本はツーリング天国だと、改めて思いました。『イージー★ライダー』を観た頃は、アメリカこそツーリング天国だと思いこんでいましたが……。 (2022年1月6日)

小樽にて

6年前の6月に小樽市総合博物館の自動車収蔵棟を見学しました。ボンネットバスやオート三輪の傍らに二輪車も。市営の博物館で二輪車をコレクションしているのは、たいへん貴重です。 (2022年1月5日)

伯方島若宮バス停

しまなみ海道は、瀬戸内海の島々を徒歩や自転車、125cc以下のバイクでアイランドホッピングできる全長70kmの世界的人気ルート。その中の伯方(はかた)島に、この若宮バス停はあります。阿部高嗣 (あべ こうじ)さんが2011年に上梓された写真集「しまなみライフ―船長が撮るふるさとの子どもたち」で有名になったバス停です。バス停の向こうに島々が連なり、その間を船が行きます。サイクリング推奨ルートを表す手前の青白のラインも凜々しく、舞台のようですね。 (2022年1月4日)

豆単ではなくマメタン

44年前の1月に発売されたスズキ マメタンOR50です。浜松市南区にあるスズキ歴史館に展示されていました。当時16歳だった自分の第一印象は「なんだかチャラいな」。でも乗ってみたら、RG50のそれをディチューンしたエンジンはかなりピーキーで、後輪寄りのライディングポジションでもあり、2速はおろか3速へのシフトアップでも軽く前輪が浮きました。改めてみればデザインは超ポップで、SUZUKIらしさ全開です。旺文社刊 赤尾好夫篇 英語基本単語熟語集(2色刷)でメジャーだった豆単、そのままのネーミングも高校生にはウケました。そじて何よりプルバックハンドルのチョッパースタイルを、日本の路上に解き放った記念すべきモデルです。それまでは取締の対象でしたから。ああ、この初期型のマメタン、ちょっと欲しいです。 (2022年1月3日)

思い出のマーニ

20年前の9月、当時76歳だったアルチューロ・マーニさんをミラノ郊外のファクトリーに訪ねた際はこんなバイクをつくっていました。スズキのGSX-R用の油冷エンジンを積んだ、Sport 1200です。世紀の名車、MV AGUSTA 750Sを模したマフラーが艶めかしい曲線を描く、迫力ある1台でした。日本のMVアグスタ好きの為に仕立てたら、北米を始めとする世界中の愛好家の耳目を集めバックオーダーを抱えている、とのこと。「日本は凄い国だね。1967年にGP参戦で鈴鹿に行った時はまだのんびりしていた。鈴鹿から東京まで夜汽車だった。それが30年振りに’97年に行ったら。まるで違う国だったよ」マーニさんが運転する外装も内装も黒のフィアット ウーノでランチに向かう途中、助手席で聞いた話です。「ずっとマーニ・グッチをつくっていたのは、完璧なイタリアンモトの製作が目的だったから。このスズキエンジンは4シリンダーでデザインもいい。残念ながら、このレベルの4シリンダーエンジンは、イタリアンメイドでは見当たらないからね」現在のイタリアンモト復興を目にするたび、そのときのマーニさんの寂しそうな横顔、口をへの字にした笑顔を思い出します。そう言いながらも、ブレーキは最小限の運転は、結構アグレッシブでしたが。 (2022年1月2日)

寅 トラ 鯱

あけましておめでとうございます。寅年の幕開け。さかなへんに「虎」で「鯱(しゃち)」です。写真は1995年から8年間、名古屋港を約40分かけ巡る遊覧船として就航していたニュー金鯱号です。ちょっとヤン車テイストもあり、インパトMax! 2003年に退役し島巡りの遊覧船となるべく、韓国南西部の羅老島に渡りました。その際、三日をかけて自力航行していったとのこと。対馬海峡ですれ違ったら、ビックリしますよね。 (2022年1月1日)

こころのこり2021ver.

今年の心残りは、北海道ミーティングに参加しなかったこと。昨年は道北を走ったので今年は道東を走ろう、その締めに北海道ミーティングに参加しよう、とこれは念願だったのですが……。写真は去年の夏に新日本海フェリーの船尾から撮りました。新潟港から乗り込み、船速マックスの船尾で深呼吸すると、旅のスイッチが入ります。来年こそ! (2021年12月30日)

「寄っちゃったのね」

寒さが増すと北海道旭川の「熊ッ子ラーメン」が恋しくなります。市内大雪通り(たいせつどおり)7丁目の本店でいただきました。熊ッ子ラーメン(1000円)は「北海道特産のバターコーン、わかめ等9種類の具がタップリ入った近代風ラーメンの代表」とあります。五輪近代五種は射撃、フェンシング、水泳、馬術、ランニングですが、熊ッ子ラーメンの近代九種はバターコーン、わかめ、叉焼、メンマ、紅生姜、白菜、ウズラの卵、ネギ、バターです。その日はふたりで入り、ふたりとも「熊ッ子ラーメン」をたのみました。やがてテーブルにやってきて、ラーメンどんぶり二つを置いたおばさんは「アレ?……ちょっと借りますね」とレンゲを手にすると、片方のどんぶりにニ個並んでいたウズラの卵のひとつをすくい、もう一方の丼に。「寄っちゃったのね……」という謎のつぶやきを残し、厨房へと去りました。「寄っちゃったのね」というフレーズが、妙に記憶に残った一杯です。 (2021年12月27日)

しばれっから

食事を終えて店を出たら雨が雪に変わっていました。歩き出せば吹雪いています。「しばれっから」となぜか道産子なまり。「さすけね」と東北なまりも。ひとり北国会話で、ホテルに帰ります。 (2021年12月26日)

ぬくとい西伊豆、いか様丼

冬の晴れた伊豆、特に風おだやかでポカポカと温かい西伊豆はツーリング先として申し分ありません。東伊豆では「あったたかい」ですが、西伊豆では「ぬくとい」になります。昼は伊豆漁協仁科支所沖あがり食堂の〝いか様(さま)丼〟がいいですね。スルメイカの刺身とと漬けが載っています(写真)。悩ましいのはメニューに〝いかカレー(900円)〟と〝さざえカレー(900円)〟があることで、明け方の寒風の中走ってきた身を激しく誘惑します。でもいつも虚勢を張り(?)〝いか様丼〟とオーダーしてしまいます……。まだまだ修行が足りません。(2012年12月25日)

あと7日

『バイカー春秋』創刊2号 秋冬号2~3ページで告知したHONDA CB90JX オーナーリポーター1名募集。お陰様でご応募多数いただいています。ありがとうございます。ご応募締め切りまで、あと7日となりました。メールでご応募いただけます。お急ぎください。 (2021年12月24日)

「A点からB点へ、いかに走るか」

自分(編集長 たき)の担当で、初めて片岡義男さんに原稿をいただいたのはいつだったか、とふと思いました。グラビアページゆえ原稿にあわせ、冬の箱根へYAMAHA SR500に乗って撮影に行ったことは覚えています。晴れていて物凄く寒く、峠の上の路面はカチカチには凍っていました……。手元の雑誌ストックをあたり、見つけたのが写真のページです。徳間書店から出ていた『モトラード』というオートバイ雑誌、87年4月号でした。タイトルは「A点からB点へ、いかに走るか」。このショートストーリーに激しく感化され、その後ノートン コマンド 750を手に入れたことも思い出しました。『バイカー春秋』秋冬号 名著再録では片岡小説の金字塔「ときには星の下で眠る」を抜粋掲載しています。皆さんも是非いろいろ思い出してみてください。 (2021年12月17日)

「あらえっさっさー」

中国自動車道の勝央(しょうおう)JCTと津山ICの間にある勝央サービスエリアに寄ったら、この天板のテーブルが。松江を拠点に山陰名物としてアクティブに売り出し中のどじょう掬(すく)いまんじゅうですね。映え狙い、にしてもハイインパクトに過ぎる気がします。自分の器不足(うつわぶそく)ゆえか受け入れられません。天気も良かったし本当は座ってゆっくり珈琲でも飲みたかったのですが、早々にSAを後にしました。 (2021年12月16日)

SUZUKIに乗ったマイク ザ バイク

発売中の『バイカー春秋』の第一特集「人生を変えたツーリング」にて、レース メカニックとしてヨシムラ(SUZUKI)、RSC(現 HRC)を経てBITO R&Dを立ち上げた美藤定さんにご登場願っています。写真は1979年6月に英マロリーパークで開催されたポスト TT レースでのショット。マイクザバイクこと、マイク ヘイルウッドと、彼が乗ったSUZUKI GS1000Rを担当した美藤さんです。その前年ドゥカティでマン島TTレースに復帰し、いきなり優勝したことは有名ですが、その後SUZUKI GS1000Rでマロリーパークを走ったことは知りませんでした。とてもいいカットなので掲載したいと思ったのですが、事実関係の裏取りが難航。事実確認の決め手となったのは、YouTubeでした。検索の末、Classic Motorcycle Racing footage: 1979 Post TT Mallory Park featuring Mike Hailwoodという2分足らずの動画に行き当たり、よく見れば一瞬、美藤さんが映っています! 『バイカー春秋』秋冬号8ページからの特集内、「ZⅡのスプロケットとヨシムラと」にその詳細が。わくわくするエピソード満載です。是非御一読ください。 (2021年12月14日)

陽光似合うBMW R75/6

昨日(12/11)RHC ロンハーマンみなとみらい店に行ったら、BMW R75/6がディスプレイされていました。いいなあ、と後ろに回ったらカリフォルニアナンバー。まあ、ロンハーマンだから当然ですが……。1973年デビューのこのモデル、上にR90という完全無欠モデルがあったので、のびのび育つ次男坊的風貌。それがCALルックにマッチしたよう。HONDA CB450の後期モデルのようなサイドメッキのスリムタンクもいいかんじ。カエルになる寸前のオタマジャクシの尻尾のようなキックアームも付いていて、そこはいかにも独車的です。こんな陽光似合うBMWもあったのだと、これは思わぬ発見でした。 (2021年12月13日)

オートバイと過ごす夜長はいかがでしょう?

1980年に19歳となった自分(編集長 たき)は、'70年代の終わりから沸点に向かうバイクブームの渦中にいました。ブームには様々な理由が後付けされますが、角川文庫、赤背表紙の片岡義男作品の連作は、かなり大きな役割を果たしていました。全部で100冊もないだろう、小さな書店の文庫本棚にも当時は、くっきりと赤い背表紙が必ず何冊かありました。ツーリング先でたまたま入った書店で新刊を見つけ、その晩テントのなかヘッドランプで読了、ということもありました。『バイカー春秋』秋冬号では、名著『ときには星の下で眠る』のなかから6,7,8,9の4章を再録させていただきました。この名著でもう一度、オートバイと過ごす夜長はいかがでしょう? (2021年12月10日)

京都のハイブリッド

京都で釘抜地蔵(石像寺)に寄った後、千本通をぶらぶら歩いていたら、このクラシックな荷車が。空気入りゴムタイヤで車軸より下に荷室床板があるのがリヤカー、総木造で車軸上に荷室床板があるのが大八車といわれていますが、これはシャシー構造は大八車、タイヤはリヤカーのハイブリッドモデル。それにしても一本棒の引き手といい、かなりのロングシャーシといい、見事な佇まい。丸めてポンと置かれた前掛けも味わいです。わずか十年前、乾隆(けんりゅう)小学校そばの上千本商店街アーケードで撮ったカットでした。車輪付案件に目がない自分には、かなりグッとくるものがありました。 (2021年12月9日)

土佐黒潮定食、南仏風。

ソロツーリングの夕食、最近はホテルに夕食付プランがありお手軽だったら利用しています。一日走りまわった後にひと風呂浴びると出かけるのが面倒。雨でも降ったら、なおさらです。写真は高知県のさるホテルの夕食プラン、土佐黒潮定食。このホテル、結婚式場に重きを置き、エントランスも部屋も南仏風。ところが指定レストランは別棟で、フロア中央に川が流れるほどに和風でした。さすが高知だけあり、カツオは絶品でしたが何か腑に落ちません。その腑に落ちないところが、たぶん旅情なのだとひとり自分と話しました。 (2021年12月8日)

温かいか、冷たいか?

蕎麦屋に行けば黙っていても新そばが出てくるようになりました。バイカーにとってこの時期『温かいソバか、冷たい蕎麦か』問題は、かなり深刻です。ズ、ズズッというのど越し、鼻抜けを楽しむなら断然『冷たい』ですが、いかんせん凍えた体は『温かくして!』と叫びます。毎回注文ギリギリまで『冷たい』派と『温かい』派が、内なる闘いを繰り広げることに。師走ともなるとだいたい『温かい』派の勝利に終わるのですがこの闘い、かなり遺恨を残します。まわりからズ、ズズッと聞こえてくると「やはり冷たい蕎麦にすべきだったか……」と無念です。写真は滋賀県の国道8号線沿いにある、奥びわ湖水の駅で昼にいただいた〝焼き鯖寿しとソバ定食〟です。ソバは『温かい』一択でした。凍えた身には優しい『温かい』の無投票当選に、心底ほっとしました。 (2021年12月7日)

スプリット シングルをご存知でしょうか?

ふたつのシリンダーがひとつの燃焼室を共有する2ストロークエンジン〝スプリット シングル(split single)〟をご存知でしょうか? はじめてその実車を目にしたのは、アウディ本社のある、ドイツ インゴルシュタットのアウディ フォーラムでのこと。当時アウディ マガジン日本版の編集長をしていて、世界編集長会議出席のため独本社に滞在中、展示されていた1939 DKW US250を見ました。2ストローク250cc 並列2気筒4ピストン過給エンジンで最高出力40PSを発揮したロードレーサーです。1939年、つまり昭和14年製ということにまず驚かされました。タンクのフォルムもカラーリングも実にいいですね。 (2021年12月6日)

サベージが欲しい。

スズキLS650サベージが発売となった1986年に自分は25歳で、オートバイ雑誌の編集者でした。当時カワサキのZⅡが愛車で、アメリカンはあまり好みでは無かったのですが、試乗したらとても良かった。OHC4バルブの空冷直立652cc単気筒エンジンはスムーズで鼓動感もあり、低回転域から徐々に回転を上げていく様にはうっとりしました。それから27年後のある日、米LA郊外、ウエストミンスターのガーデングローブ ブルバードをクルマで走っていて、サベージの新車を見かけたのです。サウスランド サイクル センターというSUZUKIディーラーでした。ハンドルに付けられた黄色いタグには$5399とあります。心底欲しいな、と思いました。SUZUKI Savage LS650 は、SUZUKI Boulevard S40の名で、2019年まで北米で販売されていたようです。最後はブラックエンジンとなりましたが、自分的には写真の2012-2014モデルがいいなぁ。再販願います! (2021年12月5日)

トヨタ鞍ケ池記念館にて。

トヨタ鞍ケ池記念館は愛知県豊田市池田町にあります。昭和 8 (1933)年、トヨタ自動車創業者、豊田喜一郎が名古屋市郊外に建てた住居を移築修復した施設です。その別棟ガレージにはトヨタ オリジンが収まっており、その傍らに写真のバイクがありました。1954年につくられたトヨモーターT-9型です。2ストローク水平単気筒90ccエンジンを搭載。トヨタ自販の販売網を通じて全国販売され、ピーク時は月産6,000台を誇ったのだそうです。 (2021年12月3日)

NM4でオロロンラインへ。

ホンダNM4は、ここ10年ほどで、最も印象に残ったニューモデルのひとつ。7年前の4月に試乗した瞬間「アガリのバイクにいいかも?」とうれしくなりました。ホンダの青山本社で試乗車を借り、芝公園から首都高にのり混雑した1号羽田線を下りながら、気分はひとり日本海オロロンラインを走っていました。残念ながら生産終了車リスト入りしてしまいましたが時々ツーリング先で見かけると、ちょっとオーナーがうらやましく思えます。どちらかといえば、あまり高い評価を受けませんでしたが、革新的で孤高の名車(孤高過ぎ?)だと思います。 (21年12月2日)

1959 HONDA RC142

『バイカー春秋』に全国に点在する二輪博物館を巡り、紹介する〝全国Motoミュージアム探訪記〟という連載があり、発売中の秋冬号においては浅間記念館にうかがいました。その際展示されていた1957年開催の第二回浅間火山レースで優勝したメグロRZを見て、思い出したのが写真のホンダRC142です。こちらはホンダがマン島T.T.レースに初めて挑戦したマシンで、WGP参戦50周年にあたり復元させたもの。写真は2019年の東京モーターショーで撮りました。黎明期ならではの荒々しさをメグロRZもホンダRC142も携えていて、いいですね。どちらにも下剋上うかがう荒武者的風貌があります。Honda Collection Hallも〝全国Motoミュージアム探訪記〟で訪ねたいホットスポット。まさにそこは宝の山です。 (2021年12月1日)

百目だ!

視線を感じ横を向けば、水木しげる先生でおなじみの百目(ひゃくめ)! いや違います。ウリハダカエデ(瓜膚楓)の木でした、八ヶ岳のふもと、茅野市の林で見かけました。それにしても色合いといい、木膚のめくれ具合といい、意表をつかれます。秋の静寂のなか、不気味オーラがムンムンです。 (2021年11月28日)

♨のお供に

温泉ツーリングが心地良い季節になってきました。『バイカー春秋』では、投稿投句を掲載させていただいた方々に、写真のオリジナルタオルを贈呈しています。入浴時、ツーリング仲間にジマンしていただければ幸甚です! (2021年11月27日)

さぶいですねと呟いても一人

『バイカー春秋』秋冬号、お陰様で好評です。〝ナナハンでさぶいですねと呟いても一人〟は埼玉県所沢市の江口章一さんの投句です。石井いさみ先生の『750ライダー』ですね。晩秋から初冬に舞う落ち葉を見かけると、ライダーは皆、早川光と化すようです。ピットインに急ぎたくなります。枯葉の道、特に雨上がりは滑るので気をつけましょう。 (2021年11月25日)

W1 TOURING

『バイカー春秋』秋冬号、お陰様で好評です。オートバイにまつわる音源を取り上げる連載「俺様の名盤さ!」では佐野晴夫さんが〝W1 TOURING〟を取り上げています。この名盤、監修は片岡義男さんで、ジャケ写は大谷勲さん。同号の名著再録に収録させていただいた「ときには星の下で眠る」角川文庫版でも、大谷勲さんはスチール写真を担当されてていました。詳細は秋冬号、P52~53に。このジャケ写、本当にいいですね。 (2021年11月24日)

秋冬号、出来ました!

『バイカー春秋』 秋冬号、出来ました! 予約購入いただきました皆様に感謝致します。表紙には、BIITO R&D率いる美藤定(じょう)さんが、45年前の北米ツーリング中にカナディアンロッキーをバックに撮った1枚をお借りしました。この後ロサンゼルスで美藤青年には思わぬ出会いが待っています。詳しくは、第一特集の〝人生を変えたツーリング〟を御一読ください。送料、税込 850円で、ホームページからのみ購入できます。絶賛発売中です。 (2021年11月15日)

蛸とバルブスプリング


『バイカー春秋』で連載中のバイ句庵、実はだいぶ以前にサイクルワールド日本版でも連載していました。連載といっても、投稿が基本。写真は、CYCLE WORLD時代に大賞投句者のみに贈られた湯呑み茶碗。俳画のモチーフは〝蛸とバルブスプリング〟です。『バイカー春秋』では、掲載なった方にもれなくオリジナルタオルを贈呈することに。その図案は10月13日より順次発送予定の『バイカー春秋』秋冬号でご確認いただけます。シブイです! (2021年11月11日)

横内さんの写真を見て

『バイカー春秋』次号、秋冬号には今里峰子さんと掘ひろ子さんが、スズキの顔ともなったエンジニア、横内悦夫さんを挟んで微笑んでいる写真が掲載されています。このページデザインを見て、そういえば横内さんは著作を残しているのだろうか? とふと思い、Amazon.comで検索。するとオンデマンド ペーパーバックで「紺碧の天空を仰いで - スズキとともに生きた 横内悦夫・回想録」があることを知りオーダーしました。それが10月20日昼前のこと。その夜、横内さんの逝去を知り驚きました。翌日届いた御本を読めば、これが面白い。2stでWGPを制し、4st大排気量市販車にチャレンジするくだりには夢中になりました。虫の知らせのような不思議な巡りあわせでしたが、名著です。これも偶然ですが、11月13日から順次発送予定の同じ号には、浅間記念館に展示されているSUZUKI RGB500の写真も掲載しています。 (2021年11月8日)

ハカイダー様御用達?

これは世田谷区の小田急沿線、駅前商店街の自転車店店の奥です。撮影は1980年……ではなく、今年9月中旬のこと。『バイカー春秋』次号の〝あなたの5台、教えてください〟では喜多見駅徒歩数分、自転車店の皮をかぶったバイク好きの魔窟、『COW SPACE』の牛山宙幸さんにご登場願いました。それにしてもすごいカオスです。左側シルバーのマッハはハカイダーさんの愛車っぽい。……メンテナンスに出されたのでしょうか? 『バイカー春秋』次号は11月13日から順次発送予定です。ご期待ください。 (2021年11月8日)

りんごの煮付けが絶品でした

『バイカー春秋』次号特集内の記事のため、BMW R1250RTで秋の信州を満喫しました。写真はその2日目のお昼に、小諸の『草笛本店』いただいたそば定食です。そばのむこうにある小皿は左から煮物盛り合わせ、天ぷら三品、くるみおはぎとごまおはがきです。おはぎはごまおはぎ2個がデフォルトですが、ひとつをくるみにアップグレードしました。これがすべて美味しかった。入りやすくておかみさんたちがテキパキ立ち振る舞う店の雰囲気も満点で、盛り、味ともに申し分ありません。帰りに大女将に「どこか景色のいいところで、おやつにでも」と、心配りのお土産までいただいてしまいました。大女将の娘さんはクロスカブに乗っているそうで、バイカーにフレンドリー。すでに広く知られた人気店ですが、おススメです。『バイカー春秋』次号は11月13日から順次発送予定です。ご期待ください。(2021年11月7日)

ただいま冬季休館中ですが

『バイカー春秋』には全国MOTOミュージアム探訪記という連載があり、11月13日から順次発送予定の秋冬号では群馬県長野原町の『浅間記念館』を紹介しています。今年4月に現在の、国道146号浅間牧場交差点近くに移転。すでに2022年4月下旬までの冬季休館に入ったので、それまでの間は『バイカー春秋』にて館内ご覧いただければと思います。以前よりスペース的には狭くなりましたが、周囲も含め活気増し増しだな、という印象でした。(2021年11月6日)

掘ひろ子/ 今里峰子 ペアのヘルメット

このヘルメットに懐かしさをおぼえる方も多いのでは? そう、1981年の鈴鹿4耐にSUZUKI GSX400E改で挑んだ、掘ひろ子/ 今里峰子のペアが、シンメトリーデザインで施したペイント、そのものです。手にしているのは腰山(旧姓 今里)峰子さん。彼女は今も多忙ななかオートバイとレースを愛し続けていました。11月10日刊行の『バイカー春秋』秋冬号では、そんな彼女のいまをリポートしています。このヘルメットがもたらした、ちょっとイイ話も……。峰子さん、朗らかに、お元気でした! (2021年11月5日)

増ページの創刊2号にご期待ください。

11月1日刊行予定だった創刊2号。少々遅れております。11月13日から順次発送できそうです。特集〝人生を変えるツーリングは〟は、実際にツーリングで人生を変えた方々を訪ね、お話伺いました。おお、そんなことあるのか……だからバイクはやめられないなァと、取材中何度も心中うなずきました。次号は増ページとなっています。お待たせして恐縮ですが、どうぞご期待ください! (2021年11月4日)

『投稿御礼』出来ました!

かねてから製作していた弊誌『投稿御礼』出来ました。創刊号、創刊2号の表紙が好評のバイカー画伯、花澤洋太さんの描き下ろしオリジナルタオルです。画は11月10日発売の次号にて紹介します。掲載作品作者にもれなく郵送贈呈いたします。投稿、投句、お待ちしております。(2021年11月3日)

『ときには星の下で眠る』

関東ではまだ夏日続いていますが、日が暮れれば秋です。秋といえば『ときには星の下で眠る』ですね。角川文庫の初版発行は1980年5月のこと。上梓されてから41年がたった訳です。1980年代のバイクブームには様々な要因が挙げられますが作家、片岡義男の赤い背表紙の角川文庫が実はその筆頭格ではないかと、当時18歳でヤマハRZ250を発売日に購入した自分(バイカー春秋編集長 たき)的には確信しています。現在、片岡義男作品は全著作電子化が進められており「片岡義男.com」で1672タイトルを公開中。〝オートバイ〟でサイト内を検索したら112タイトルがヒットしました。11月1日刊行予定の次号、バイカー春秋 2021 秋・冬号ではページを増やし名著再録に『ときには星の下で眠る』をお迎えする予定です。ご期待ください。(2021年10月8日)

アクアリュースブルーのHONDA CB90JX

43年振りにアクアリュースブルーのHONDA CB90JXに乗りました。10.5ps/10,500rpmの89ccエンジンを含み車重91kgですから、そりゃもう楽しいに決まっています。改めてディティールを眺めればサイドカバーの爪を受けるグロメットが、メインフレームを切り欠いて埋め込まれていたり、ステアリングステムの下にわざわざレジスターホルダー(空冷?)がついていたりと、1970年頃の造りの丁寧さに圧倒されます。このCB90JX、ツーリング&メインテナンス レポート提出を条件に、モニタリングオーナーを募集するつもりです。詳しくは11月1日刊行の次号、バイカー春秋 2021 秋・冬号で発表します。ご期待ください! (2021.10/04)

Z650といえば

近々Z900RSに続くネオクラシックモデル、Z650RSがローンチ? と期待が高まっています。650ccの軽快なRS、いいだろうな、気になります。でも自分的にはKAWASAKI Z650といえばLTD!です。15年ほど前に購入し、よくツーリングに行きました。実は今でも手放したこと、ちょっと悔やんでいます。(2021.9/24)

1981年7月25日

バイカー春秋 創刊号、表紙をめくった見開きにあるライダープレイバックの堀ひろ子さんには多くの反響が。「ああ、懐かしい。ひろこのに昔行きました」といった声を寄せていただきました。掲載した写真は大学生だった私(編集長タキ)が鈴鹿に行き、1981年7月25日の4耐観戦中、グランドスタンドフェンス越しに撮ったものです。まだピットとピットウオールを隔てる腰よりちょっと高いくらいの壁があった頃、40年前の話です。(2021.9/16)

権兵衛峠を越えて

旧中山道ルートをたどる国道19号線を、岐阜県恵那市から塩尻(長野県)に向かって76㎞ほど北上した先、右手にあるセブンイレブン 木曽町神谷入口店先の信号を右折すると木曽山脈を貫き伊那市に通じる国道361号線、権兵衛峠道路です。荒天後はしばしば通行止めになるので通れればラッキー。全長1.8㎞の姥神トンネル、4.5㎞の権兵衛トンネルを抜けると道は伊那に降りていき、やがて写真の景色の広がりに。丘陵耕作地越しの甲斐駒ヶ岳や北岳、南アルプスの山々は、ちょっと大雪山系にも似ています。そういえばこの夏は北海道に行きそびれたな、と壮大な眺めにもかかわらずしばし悲しくなりました。(2021.9/15)

モダングレーのArai アストロGX

バイカー春秋 次号は大人ツーリング特集でBMW R1250RT試乗記を掲載予定なのは前回こちらで紹介しました。その試乗時に被ったのは、アライヘルメットのアストロGX。これがとても快適でした。被り心地が良く、軽くて静か。GTスポイラーは効くし、通気も申し分無し。VAS-V MVシールドの曇り止め効果も絶大で、ちょっと古いフランス車のようなモダングレーのカラーもいいかんじです。やっぱりヘルメットは大事だな、と痛感しました。バイカー春秋 次号、秋号は10月中旬発売予定です。(2021.9/12)

BMW R1250RT 硬派旅

バイカー春秋 次号は大人ツーリング特集です。そこで最先端のツーリングモデルであるBMW R1250RTを駆り信州を2泊3日、走りまわってきました。10.25インチのTFTディスプレイやアクティブ・クルーズ・コントロール(ACC)はツーリングシーンを変えるのか? プリミティブであることが、オートバイの魅力なのか? 学ぶこと、考えさせられることの多い(やや硬派な)ツーリングとなりました。試乗記、ご期待ください。バイカー春秋 次号、秋号は10月中旬発売予定です。(2021.9/3)

贅沢なスノコ

東北秋田、たしか乳頭温泉郷のどこかの湯だったと思います。蟹場だったか、鶴の湯だったか、黒湯だったか。ツーリング中、近くのキャンプ場にテントを設営してから湯を浴びに行くと脱衣所床のスノコが、足裏に吸いつくようながらサラッとしていていい感触です。それまで履いていたブーツから、老舗旅館の下駄に履き替えたかのよう。見ればスノコは柾目無垢の一枚板。いま秋田の山に分け入っているのだな、と足裏が実感しました。(2021.8/23)

338.1ccの復讐者

2018年に10カ月ほどオープンしていたカワサキショールーム マーチエキュート神田万世橋。写真はそこで展示されていたKAWASAKI A7です。一目で惚れてしまいました。輸出先、北米での源氏名はAVENGER(アベンジャー:復讐者。ちなみに250ccのA1はSAMURAI)です。大きさといい、デザインといい、テクスチャーといい、素晴らしい! 垢抜け具合にシビレました。(2021.8/15)

ムーンライト2型と知らぬ幸福

長年愛用しているテント、モンベルのムーンライト2型です。暴風雨にも強く、ゆったりしていてかなり気に入っています。しかし、昨年北海道でショッキングな出来事が。浜頓別のクッチャロ湖畔キャンプ場で過ごしていたら、HONDA CBR600RRでやって来たライダーが、タンクバッグから出したパーツであっという間にテントを設営。ええっ? と思って聞けば、モンベルの最新モデルで重量も1㎏ちょっとしかないとのこと。……その日から我が愛するムーンライト2型が、急に重くてかさばるように思えてしまい……。世の中には知らない幸福もあるのだと、知りました。(2021.8/11)

ばんちょうは梅が上等

豚丼の名店『ぱんちょう』は帯広駅(北海道帯広市)前にあります。北海道ツーリング中、十勝方面に行くときは寄るようにしています。入店待ちの列に並ぶことも多い人気店です。豚丼のグレードが高い方から華、梅、竹、松となっているのは、店の創業者、阿部秀司さんの愛妻の名が梅だったから。松竹梅とはけしからん、梅の方が上等だろう、ということですね、いい話です。そしておいしい。(2021.8/10)

水の静寂

その日は朝、仙台を出て北上、横手を通って国道105号線側から湖へ。峠道を下り始めると風の中、水の気配が濃厚でうっとりしました。湖の上の空は湧き上がる雲で覆われており、それは水の蓋のよう。平日昼前の湖畔は人影もまばらで、オートバイのエンジンをとめると、水の静寂が押し寄せてきます。水深423.4mと日本一の深さを誇る田沢湖の神秘に包まれ、白日夢のなかに居るようです。(2021.8/6)

バイ句詠み

バイカー春秋で好評の〝有輪蝕季十七音〟(二輪と季節も詠む五七五)バイク庵、実はCYCLE WORLD日本版で、30年程前に始めた連載に端を発しています。お陰様で創刊号発売以来、編集部宛(bikershunjyu@gmail.com )にも続々投句届いており嬉しい限り、ありがとうございます。写真は以前、郡上踊りのため郡上市八幡町を訪ねた際、軒下に掲げられていた選句です。「あいさつはおとりになって友釣れる」 いいですね。さすが鮎本場。当時小学生だったこの子が将来バイカーになれば、いいバイ句詠みになりそうです。(2021.8/5)

YAMAHA RZ900

3年前の3月に開催された東京モーターサイクルショー2018、YAMAHAブースにあったXSR900 ABSです。1980年8月、19歳の夏にYAMAHA RZ250を予約購入した自分としては素通り出来ませんでした。展示パネルを見れば、874,584円分のY'S GEARアクセサリーを装着しているとのこと。車輌価格が1,042,200円なので、あわせて1,916,784円だそうです。おおよそ200万円! テールカウルがあったらなぁ、う~む、と以来3年ほど唸っています。(2021.8/4)

特牛と書いて……

山口県下関市豊北町神田と角島を隔てる海士ヶ瀬戸にかかる角島大橋です。2000年に開通したこの橋は全長1780mで、通行無料の一般道路橋としては日本屈指の長さを誇っています。前夜は川棚温泉に一泊。そこからここまで来る途中、国道191号線沿いに〝特牛〟という地名表記が。何と読むかわかりますか? 正解は〝こっとい〟です。難しすぎて腑に落ちません。(2021.8/3)

雨 のち ヒグラシ

その日は白河ICを越えたあたりでとうとう雨が降り出し、阿武隈(あぶくま)PAでレインウエアを着ました。築館(つきだて)ICで東北自動車道を降り、栗駒山麓のキャンプ場へ。着いた頃には気温も下がり、雨雲も抜けました。レインウエアをすべて脱ぎ、ブーツカバーもブーツも外し、裸足でコーヒーでもいれようかとケトルをガスクッカーに置いた瞬間、蜩(ヒグラシ)がなき始めました。(2021.8/2)

富士山麓で8月のみ

今日から8月ですが、写真は8月のみ開館する河口湖自動車博物館・飛行館にあったサンビームです。解説パネルを見忘れましたが、Sunbeamのロゴが踊る大ぶりのクランクケース(タイミングケース?)からすると、第二次世界大戦が始まった頃の、OHV単気筒 600cc Model B28でしょうか? メッキタンクとエンドがサイド出しキャプトンマフラーのModel B28は、ここで初めて見ました。……美しいなあ、乗ってみたいなあ。(2021.8/1)

夢のがっこバイキング

7月27日のBSJ通信で〝『ホテルウェルネス横手路』の朝食でいただける「がっこミニバイキング」もファンタスティック〟と書きましたが、昨年4月に休館したとのご指摘をいただきました。……残念! 改めて探したら写真撮っていました。以前は見向きもしなかったのに、こういうものに目を細めるようになったのだなぁ自分、と感慨深くもあり。でもまだご飯をおかわりする余力はあって(米も夢のように美味)その後バイクに跨がったら(いつにも増して)体がずしり重くビックリしました。(2021.7/31)

Made in ベルギー 1963

2017年秋に開催された第45回 東京モーターショーのホンダブースに展示されていたC310です。ホンダ初の海外生産モデルで1963年ベルギー製。キュートなデザインを目の当たりにし、検索してみたらYouTubeに『Honda Collection Hall 収蔵車両走行ビデオ C310』がありました。ガソリンタンクは別体でハンドル下に。リアヒンジのシート下はラゲッジスペースです。欧州では免許不要で乗れたモペッド規格に準じ、ステップは自転車ペダル(もちろん実際に漕げます)で左グリップを回してギア操作。ディティールも垢抜けていて、実に魅力的。ツートーンの鋲打ちシートもいいですね。(2021.7/30)

夏の夜の「ヤーヤドー」

今年は8月1~7日開催の「弘前ねぷたまつり」、8月2~7日開催の「青森ねぶた祭」、8月4~8日開催の「五所川原立佞武多(ごしょがわらたちねぷた)祭り」ともに中止だそうです。写真は「弘前ねぷたまつり」で撮りました。午前中から八甲田や奥入瀬を走りまわって涼を楽しみ、夕方弘前の宿で荷を解き、ひと風呂浴びれば「ャアーヤドォーゥ」のかけ声。そんなツーリング、またしたいなぁ。来年が楽しみです。(2021.7/29)

スモーゲンの赤いバイク

スウェーデン西部、フィヨルドにあるサマーリゾート、スモーゲンで見かけた2台。BSAとCB750 Four。オーナーが大柄なのでしょう、どちらもハンドル幅が広い! 高緯度の国ならではの短くて清廉な夏を、ピッカピカの愛車で駆け抜けて来たようです。はかな気な夏の日差しに赤いタンクが映えてます。(2021.7/28)

秋田は夏もしったげうんめぇ

夏になると思い出す〽のは♪静かな尾瀬、ではなく、秋田県湯沢市『山の味 きのこ屋』の定食(写真)です。国道108号線沿いにある店の名物は、山菜、ジビエ、川魚。秋田はいいなあ。『ホテルウェルネス横手路』の朝食でいただける「がっこミニバイキング」もファンタスティックですが、その話はまた今度。(2021.7/27)

ル・マレのHONDA GL1000

パリの旧市街エリア、マレ地区 (Le Marais)を歩いていたら石畳の広場にHONDA GL1000が。CB750Fourの成功に続けと1974年、北米市場向けモデルとして登場。世界初の水冷4サイクル水平対向4気筒+シャフトドライブは革新的でした。タンク(とはいえ、ここにはガソリンが入っていませんが)のグラフィックが、初期モデルであることを教えてくれています。しかもほぼノーマルで、パリでアシ代わりというのにもシビレます。(2021.7/26)

快晴とオムレツ

ツーリング中にビジネスホテルに泊まり、朝食に歓待されることがあります。写真は徳島駅近くのホテルフォーシーズン徳島でいただいた朝食。リゾートのフォーシーズンズではなく単数系、いわゆるビジホです。朝、1階のカフェに用意されていたモーニングメニュー、なんとなく選んだオムレツが上出来です。フロントの接客も良かったし、朝から晴れているし、室戸経由高知までの道も楽しみだし、オムレツは予想外に美味しいし、朝からグッデイでした。(2021.7/25)

湖畔の帽子

湖畔のみやげもの屋は店頭に炭火の焼き物を並べ大層繁盛しています。氷水で冷やされたペットボトルや缶飲料も、涼を求める人々を惹き付けています。そんな繁盛店の店先の日陰に入り、ふと感じた視線の元をたどれば、棚にいたかえるくんでした。「ねえねえ、買ってよ、被らなくてもいいからさ、連れてってよ」と目が言っています。口角といい、鼻の具合といい、口の端の渦といい、なんだか逃れられません。(2021.7/23)

真夏の蔵王エコーライン

昨日、TBC(東北放送)ラジオの午後の番組『GoGoはみみこい ラジオな気分』に電話出演し『バイカー春秋』について話させてもらいました。宮城県下で好きなツーリングエリアは? と聞かれ、蔵王エコーラインとこたえました。今頃はいいだろうな。下界がどんなに暑くても、標高1600mのお釜まで登れば涼しくて爽快です。うっとりするほど心地いい風がそよいでいます。(2021.7/21)

理想的ひとりランチ

ツーリング中は食事のため店にひとり入るのが億劫です。写真はコロナなどまだ言葉にすら無かった頃、和歌山の伊勝浦漁港にぎわい市場で見つけた生マグロとサンマ寿司。係留中の延縄漁船を眺めながらいただきました。さすが那智勝浦、刺身の切り幅もワサビの盛りも豪快です。美味は見た目以上で、それはソロツーリングにおける理想のランチでした。(2021.7/20)

オートバイでフェリーへ

フェリーで海をまたぎ、気候風土の違う港に降り立ち走り出すのは、ツーリングの醍醐味のひとつです。写真は愛知県の伊良湖半島先端と、三重県鳥羽とを55分で結ぶ伊勢湾フェリーの後部デッキ。「三河路と伊勢路を結ぶ海のバイパス」です。伊良湖から乗るとひなびた岬から、いきなり観光地中心部に降り立つことになるので、ワープ感あります。ただ55分という乗船時間がなんとも中途半端で、いつも「ちょっと寝ようかな」と目を閉じているうち、眠ることなく下船時間を迎えます。(2021.7/19)

9/10 vs. 17/20


深夜ちょっと前に東名高速にのれば、まわりはトラックばかり。オートバイでその中を行けば衝立に囲まれた蟻のようです。まあ、ゆっくり行くかとEXPASA海老名(エクスパーサえびな)にいったん入りました。写真は、そのトイレのインフォメーション。年末年始とかGWとか盆休みとかの繁忙期は有意義でしょうが、駐車場ガラガラ、人影まばらのいま時分はシュールなギャグのよう。横浜側9/10、厚木側17/20ですから空き室率では案外接戦ですね。(2021.7/16)

夢は複数形

昨年(2020年)10月下旬にHondaウエルカムプラザ青山を訪ねたら、The Power of Dreamsの文字の下に1953 HONDA ドリーム3Eが展示されていました。このモデルが出た6年後の’59年6月にホンダは世界選手権レース(マン島TTレース)に初参戦し、同年9月にはアメリカン・ホンダがスタート。そして僅か16年後の’69年にはCB750 Fourを発売するのですから、まさにThe Power of Dreamsです。ああなるほど、Dreamは複数形なんだ、と改めて知りました。(2021.7/15)

大排気量車小夜曲

1989年5月に主婦の友社から出た『BIG BIKE Serenade』はオートバイの排気音、走行音を集めたCDブック。駆け抜けるのはHONDA CB750 Four、YAMAHA XS-1、SUZUKI GT750、KAWASAKI 750SS、KAWASAKI 750RS、KAWASAKI W1Sの6台。LPレコードでは、何タイトルかある企画ものですが、CDではおそらくこれだけだと思います。それぞれ違っていて特に2st大排気量の排気音は気迫に満ちています。先日NHK横浜局のFM番組「はま☆キラ」のゲストに呼ばれた際、KAWASAKI 750RSの走行音がちょっとだけオンエアされました。まあ。一般的には騒音なんだろうけど……。(2021.7/14)

オートバイ記念切手

十数年前にサンフランシスコ在住の知人からの封書に貼ってあった切手です。手紙に「バイク好き、でしたよね」とあったから、わざわざ選んで貼ってくれたのでしょう。受け取った瞬間嬉しくなり、切り取りデスクまわりに今も貼っています。2006年のスタージスモーターサイクルラリーの期間中に発行された4種の記念切手のうちの二つだそうです。……8耐開催時に鈴鹿郵便局発行の8耐歴代優勝マシン記念切手とかあったらいいですね(2021.7/13)

このスポーツカーは?

創刊準備号の特集『沖縄二輪物語』(P6~)で取材させていただいた恩納村、シーサイドドライブインのアイコンであるスポーツカー透視図です。ポルシェ? と一瞬思えますがちょっと寸詰まり。同店オーナーの大城さんも「わからないんです」とのこと。どなたか、わかりますか?(2021.5/26

丸寿司 二百八十円!

ツーリング中の食事は時々妙に沁みます。写真は愛媛県今治市の道の駅、津島 やすらぎの里にある特産品販売所(てんやわんや市)に並べられていた丸寿司。一目で心奪われました。握られているのはご飯ではなく、酢〆のおから。見た目どおりの美味で、お酒(清酒)が欲しくなりました。これでなんとひと皿 280円! 丸寿司、沁みました (2021.5/10

空飛ぶマントヴァ人

ミラノから東へバイクで2時間ほどの街、マントヴァにタツィオ・ヌヴォラーリ(Tazio Giorgio Nuvolari 18921953年)の偉業を顕彰するミュージアム(ムゼオ)があります。そこを訪ねて初めて、この稀代のレーシングドライバーが、ライダーでもあったことを知りました。空飛ぶマントヴァ人と呼ばれた彼ですが、二輪でも飛んでいたようです (2021.4/25

瀬戸内夕景

自転車道を原付二種まで通行可のしまなみ海道は、アイランドホッピングできるツーリングコース。本州側の尾道(広島県)と、四国側の今治(愛媛県)の間に横たわる瀬戸内海の島々を7つの橋で結んでいます。その途中、因島の土生港長崎桟橋はすぐ向こうの生名島立石港を結ぶ生名フェリーの発着場。夕日の頃とか、瀬戸内風情がメガ盛です。 (2021.4/22)

電動バイクCAFEミーティングにて

4月17日にバイカーズパラダイス南箱根で開催された電動バイクCAFEミーティングに行きました。いろいろ驚いたのですが、ツーリングユース等で1台の電動バイクで既に5万キロ以上走っているライダーがいたことに最もビックリしました。バイカー春秋にも電気部屋を設けるべきかもしれません。(2021.4/19)

フレディといえば、スペンサー

1983年秋の鈴鹿、日本GPでNS500を駆る彼を観て以来、フレディといえばマーキュリーでもクルーガーでもなく、スペンサーです。デスクまわりにある彼の写真は1992年の8耐に型落ちのRVF750で挑んだ時のもの。YAMAHAへの移籍を経て、WGP初制覇からわずか9年後なのに型落ちマシン。でも(だから?)カッコ良かったなぁ (2021.4/16)

クラシックバイクミーティング?

自動車道のPAやSA、道の駅なんかにも二輪専用Pが設けられるようになりました。それは慶事なのですが、標識のアイコンがまったく更新されておらず、やや時代を帯びすぎている気も。これなどクラシックバイクミーティング会場? の趣きが……。イラスト簡略化が過ぎSUZUKIホッパー専用Pか? と思えるものもありますね (2021.4/13)


バイカー春秋 創刊4号
オートバイ文芸誌
定価 850円(税・国内郵送料込)
A5判(148×210㎜)104P 平綴じ
ISBN 978-4-910523-04-0
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