シン・サイクロン号
夕方の8時まで
午後のフライト
付録はかるた【か】
ブンブクチャガマ!
プロサングエとツーリズモベローチェ
4輪ではフェラーリ史上初の4ドア4シーター(そしてフェラーリはそう言ってはいませんがSUV)のフェラーリ プロサングエ(Ferrari Purosangue)が話題になっています。そのプロサングエを見て思いだしたのが、MVアグスタ ツーリズモベローチェ800(MV AGUSTA TURSIMO VELOCE 800)です。二輪版フェラーリたるMVアグスタもアドベンチャーバイクを出したか……、と驚きました。2013年デビューなのでもう10年前の話ですね。写真は2015年の東京MCショーに展示されていた同モデルです。ちょっと「運慶作 東大寺金剛力士像」っぽいデフォルメ具合がいいですね。 (2023年3月9日)
ハンター350の「キレ」「ヌケ」「ボケ」
ロンバルディで鼻血ブー
KAMABOKO!
対象年齢 60才以上
物置きからポロリ出てきました。RZ250のラジコンです。ケースの台座部分が楕円形のコントローラーになっています。タカラ製で説明書に同梱されていたアンケートハガキの料金受取人払の差出有効期限は平成16(2004)年10月になっていました。20年前のプロダクトですね。ドリフト走行も可能で、ジムカーナ競技用パイロン4本も付いています。対象年齢 6才以上との表記がありますが、60才以上誤りですね、たぶん。 (2023年2月20日)

付録はかるた
無性にハーレー
那覇でインド空軍のソ連機に
人気のロードサイド
バイクブームの震源は?
80年代バイクブームを語るとき「レーサーレプリカ前夜」「HY戦争」「二輪ロードレース人気」等がキーワードとなりますが、震源に角川カルチャーがあったことは間違いありません。映画『スローなブギにしてくれ(81年)』『汚れた英雄(82年)』、『彼女の島、彼のオートバイ(86年)』はすべて角川映画だし、何より赤背表紙の片岡義男作品が角川文庫でした。写真の『時には星の下で眠る』が発売されたのは80年5月のこと。その3カ月後にはブームのアイコンとなるYAMAHA RZ250がリリースされています。この『時には星の下で眠る』、バイカー春秋 創刊2号で再録掲載しています。私(編集長 たき)は何度読み返したか、もうわかりません。(2023年1月31日)
0系だ。標識の昭和史
名古屋市内を走っていて見かけた案内標識。新幹線が0系です。なんだか懐かしい。太閤といえば秀吉公ですね。市内中村区ご出身だそうです。 (2023年1月30日)

標識の二輪昭和史
はるか、はるみ、でこぽん、きよみ。
Kawasaki Z650 LTD(Engガード付)
浦島太郎になりました
船折瀬戸で波乗り
駅前渡船
途方もなく孤独
おみやげ、おみやげ。
浜松のシスターアン
理想の小鉢
右に行けば宗谷岬
ホースバック ライディング
松山公園のKR
ハンドル&ステップの誘惑
絹ごし6気筒ツアラー
オシャレなフィロソフィー
パリがうらやましかった
旅の見通し
金の翼よ!
量産二輪車用エアバッグシステムを初めて搭載したHONDAゴールドウイング<エアバッグ>がリリースされたのは2007年6月のこと。衝撃を受け、ライフスタイル誌のコラムにすべく、すぐに試乗させてもらいました。北米のHAM(ホンダ・オブ・アメリカ・マニュファクチュアリング)生産の輸入車ながらエアバッグはタカタ製。フロントシート前方のカバー下に適正に収納するため、エアバッグを畳めるスペシャリストは数名で、日々精魂込めて畳んでいると聞きました。その後ゴールドウイング代を重ね現在のカタログモデル、HONDA Gold Wing Tour Dual Clutch Transmission〈AIRBAG〉にもエアバッグ装備は受け継がれています。そして3,465,000円の税込価格も不変です。そそられますね、よいお年を! (2022年12月31日)
マーチ × パトカー ≒ モルカー
SUBARU × パトカー
ひところ首都圏で見かけたSUBARUレガシィB4(セダン)のパトカー、最近は見かけなくなりました。スバル好きとしてはちょっと寂しい。写真は10年以上前に遭遇した4代目レガシィB4(BL型)パトカー。ひょんなことから車内にお邪魔すれば、なんとマニュアルシフトでした。 (2022年12月27日)

I'm dreaming of a
金剛力士のオートバイ
なぜ大阪?
アフリカ南端の大西洋と太平洋が混じる岬、喜望峰(CAPE OF GOOD HOPE)は、世界一周ライダーの聖地。南半球なので11月~3月が夏で、ベストシーズンは今頃です。その一角にあったマイルポストをよく見れば『OSAKA 14330Km』とあります。……なぜ大阪なんでしょう? (2022年12月22日)

♪ あの夏のバイク
パソといるのはライオネルでもボブでもなく
印象深いオートバイが入ったジャケ写のひとつにボズ・スキャッグスのアザー・ロードがあります。ドゥカティ パソの前にボズが立っています。経営危機となりカジバ傘下となったドゥカティがビモータを去ったマッシモ・タンブリーニをデザイナーに迎え、86年に放った意欲作です。でも正直カッコ悪かった。それでもパソはバイクデザインのニューウエイブで、HONDA CBR750などにも影響を与え……、でもモッサかったなあ。今回このジャケ写を探していて二つの情報更新ができました。まずアーティストはライオネル・リッチーではなく、ボズ・スキャッグスだったこと。でもこのジャケ写のボズ、すごくライオネル・リッチー風ですよね。そしてもうひとつは、ボブ・スキャッグスではなく、ボズ・スキャッグスだということ。人生、日々勉強ですね。 (2022年12月20日)
欲しいのはMOTOR CYCLES ON VINYL
弊誌連載「俺様の名盤さ!」では毎回、オートバイをテーマにした往年のレコード アルバムを紹介しています。企画を思いついたのは、クルマが入っているレコードジャケ写を集めた写真集『CARS ON VINYL』を見たのがきっかけでした。ビニール(VINYL)とはレコードの意。……『MOTOR CYCLES ON VINYL』もあったらいいのにな、と思い「俺様の名盤さ!」に至りました。写真は『CARS ON VINYL』34Pで見つけたハーレー。パンヘッドのFLHでしょうか。Danny Michaelesによる、ON THE BANDSTANDという1961年のアルバムジャケットです。後ろのリンカーン コンチネンタルは、珍しい4ドアコンバーチブルですね。試しに検索してみたらこのアルバム、Spotifyで聴けました! (2022年12月19日)
石畳というより足つぼロード
イタリアのマントヴァ(Mantova)で、タツィオ・ヌヴォラーリ(Tazio Nuvolari)ムゼオを出ると、ピアジオ ビバリー500が路駐されてました。499ccエンジンを搭載し、2000年にビッグスクーターの衝撃を与えたYAMAHA TMAXは、前後14インチホイールを装着。その翌年リリースされたPIAGGIO Beverly 500のフロントは16インチホイールでした。「市街地に石畳の道が多い欧州では大径タイヤのスクーターが好まれ……」とはよく言われますが、路面をよく見ればそれは「畳」というより、むしろ足湯とかにある「足つぼロード」に近い気が……彼の地の大径好み、納得です。 (2022年12月18日)
インパクト強めのトロフィー
イタリアのマントヴァ(Mantova)にタツィオ・ヌヴォラーリ(Tazio Nuvolari)ムゼオを訪ねた際、このトロフィーが展示されてました。1927年のローマGPで、ブガッティ・タイプ35を駆り優勝した際のトロフィーだそうです。モチーフはカピトリーノの雌狼。ヴェレ川に捨てられた双子、ロムルスとレムスが狼に育てられ、やがてローマを建国するという神話に基づいています。それにしてもインパクトのあるトロフィーですね。それまで二輪で数々のタイトルを手にしたタツィオは、この年から本格的に4輪に転向。伝説のレーシングドライバーとなりました。二輪時代のタツィオの展示もあり、チャーミングでした。 (2022年12月17日)
バイク@公立博物館
愛知県の北名古屋市歴史民俗資料館(昭和日常博物館)を訪ねたのは今年(2022年)2月のこと。そこは公立博物館にしては珍しく二輪車をコレクションしていたからです(他に二輪車をコレクションしている公立博物館は、北海道の小樽市総合博物館ぐらいだと思います)。コレクションのいきさつは弊誌創刊3号の〝全国MOTOミュージアム探訪記〟の記事にさせていただきました。二輪車は地下の展示エリアにあります。写真は3階のなつかしい玩具コーナーの展示。ここにもオートバイのコレクションがありました。……このたび弊誌創刊号から創刊3号の販売をAmazon.comでも始めました。バイカー春秋、どうぞごひいきに! (2022年12月16日)
これだ!
海外から注文が多かったのは
「Amazonで買えないの?」
ジリリリリリン!
さよなら、また来るからね
カネゴンとカレー
気の毒な隊長さん
空冷14気筒421,000cc
HONDA RC18改?
高市大臣とオートバイ
とんこつ定食で、ごわす
鳳凰で、ごわす
桜島で、ごわす
雨の羽田空港、午前7時30分。定刻前に搭乗口54を離れたソラシド エア071便は水煙を立てて離陸し雲の上に。その僅か1時間後には再びシートベルトサインが出て、鹿児島空港に向け降下を始めました。鹿児島は好天で、錦江湾に浮かぶ桜島がはっきり見えます。5月に創刊4号の特集「走って走って日本縦断記」の取材で、那覇からマルエーフェリーで鹿児島港上陸後、110ccのカブで3日かけ富山まで北上したことを思うと、なんだか胸が締め付けられるような速さです。あの時は雨交じりの鹿児島で霧島まで錦江湾を右手に走りましたが、桜島はまったく見えませんでした。バイカー春秋次号の取材で、鹿児島にふたたび上陸。桜島が見えると鹿児島感が大幅増量することに、機上から気づかされました。 (2022年10月22日)
あの日に帰りたい
メニューの注文をし直すために、もう一度行きたい店はありますか? 自分(編集長 瀧)は、苫小牧漁協組合の事務所一角にあるマルトマ食堂に行って、注文し直したい。弊誌創刊4号の特集「走って走って日本縦断記。……110ccで6泊7日,喜屋武岬から宗谷岬へ」の取材道中、マルトマ食堂に寄ったのは今年(2022年)5月25日のことでした。前夜、八戸から乗船したシルバーフェリーは予定通り午前6時前、苫小牧港に着岸。すぐに噂に聞いたマルトマ食堂に向かい、入店待ちの列最後尾に。朝の6時から行列とは! やがて通された店内カウンター席からは、料理のショーケース越しに厨房が見えます。厨房で盛られる丼や、窓の外、水揚げする漁船に群がる恰幅のいいカモメたちに誘惑され「やっぱりおまかせ海鮮丼かな」と、注文したことを激しく後悔しています。走り続けて7日目、思った以上に消耗していた我が身に朝から大盛り海鮮丼は無理でした……。そこは苫小牧名物ホッキ貝を使った、あたたかい「ホッキカレー」にすべきでした。そこにぎんだら(300円)ときんぴら(170円)を付けてもよかったかもしれません。ああ……あの日に帰りたい。 (2022年10月13日)
THE BIKERIDERS@Cinema
写真家ダニー・ライアンが自ら“シカゴ・アウトローズ” の一員となり集団の内側からバイカーたちのライフスタイルをスナップ・ショットで撮影し、1968年に上梓した写真集「THE BIKERIDERS」。1960 年代のニュー ジャーナリズムを象徴する金字塔的ドキュメンタリー作品として、高評価を受けているこの写真集にインスパイアされた映画、その名も『ザ・バイカーライダーズ / The Bikeriders(原題)』の制作が決定した。メガホンをとるのはジェフ・ニコルズ監督。キャストにはオースティン・バトラー (エルヴィス) とジョディ・カマー (キリング・イヴ)らとともに、『ウォーキング・デッド』のスターであり、無類のバイク好きでもあるノーマン・リーダスも加えられた。すでに今月(2022年10月)からシンシナティで撮影が始まったとのこと。これは楽しみだなあ。 (2022年10月10日)
380㎞先の朝定食
「イチジク男」の愛車はモンキー@常滑
国際芸術祭「あいち2022」をまわっていたら、HONDAモンキーの展示が! 常滑エリアのTK11、尾花賢一《イチジクの小屋》旧急須店舗の一角です。赤瀬川原平タッチの劇画風ドローイングにもモンキーが描き込まれ、そこではこの地に生まれ、暮らす「イチジク男」が跨がっています。つまり「イチジク男」の愛車という設定ですね。このZ50jz1と呼ばれるモンキー、1978年から2008年まで実に30年間販売されたロングセラーモデル。このタンクグラフィックは85年モデル? たしかゴールドホイールのはず……退色したのかなぁ。バイクを見るとアートは消え、そこに一極集中してしまうのは悪いクセだなぁ。 (2022年10月7日)
ハロルドとモード
写真は1971年米制作のアメリカン・ニューシネマのカルト的傑作『ハロルドとモード/少年は虹を渡る』(HAROLD AND MAUDE)のポスターです。モード(ルース・ゴードン)が、ハロルド(バッド・コート)とタンデムしているこのバイクが何なのか、長年謎でした。タンクのエンブレムからするとBSAのようにも思えますが、たしかこのバイク、交通警官から奪う設定。アメリカのポリスがBSAなワケ、ありません……。と思っていたら『バイカー春秋』連載映画評〝BUN! BUN!名画座〟の次号原稿が届き、60年代末期のMoto Guzzi V 750であることがわかりました。このハロルドとモード、黒柳徹子さん主演の舞台で、ただいま絶賛公演中でもあるようです。……このポスター、ちょっといいですよね。 (2022年10月1日)
「エッ!?」ガチャ二度見
昨日、三浦海岸(神奈川県三浦市)でランチの際、店のエントランスにあったガチャ(カプセルトイ)を「エッ!?」と二度見してしまいました。……やっぱり、そうだ。マッハⅢコレクション!!です。我が目を疑い検索したら今月(2022年9月)発売となったばかりで、「1969 KAWASAKI 500-SS/MACH Ⅲ H1 ミッドナイトホワイト」「1970 KAWASAKI 500-SS/MACH Ⅲ H1 ピーコックグレー」「H1 透明バージョン」「1971 KAWASAKI 500-SS/MACH Ⅲ H1A パールキャンディレッド」「1971 KAWASAKI 500-SS/MACH Ⅲ H1A パールキャンディブルー」「H1A 透明バージョン」「1972 KAWASAKI 500-SS/MACH Ⅲ H1B パールキャンディトーンオレンジ」「H1B 透明バージョン」の全8種類だそうです。それにしてもブラボー!ですね。8種でコンプリートさせるのがキモなのでしょうね。H1、H1A、H1B透明バージョンの違いも気になります。……このライン、次期コレクションも実に楽しみだなあ。 (2022年9月27日)
くろがね@土の館
先月も「鉄人28号@土の館」のタイトルで紹介した、上富良野町(空知郡)の「土の館 トラクター博物館」。今年も北海道ミーティング参加の際に見学してきました。写真はそこで見つけたくろがねトラクタ。解説板には「1962年 東急くろがね工業(株)製 KBT型 11馬力。帯広畜産大学で495千円で導入。教材として長年使用していたもの。国内の販売は少なかった」とあります。くろがねといえば側車側も駆動する二輪駆動で陸軍採用となった、九七式側車付自動二輪車や、戦後の三輪トラックが有名ですが、トラクタもつくっていたんですね。平仮名エンブレムもカラーリングも、キュッと締まったスタイリングもイケてます。それにしても60年、大事にされていたんだなあ。 (2022年9月23日)
北海道の〆は?
YA-1+SR?
グッモーニン!@cafe & inn 吉里吉里
パープルバイクの思い出
北海道ミーティング会場の『山部自然公園太陽の里』からバイクで30分ほどの距離に『ファーム富田』はあります。写真はそのヤードにあったスクーターたち。さすがにラベンダーで名を馳せた農園だけあり、徹底していますね。パープルのバイクを見ると1980年代バイクブームを知る身としては、条件反射的にグッときます。まずは84年にプリンス(プリンス・アンド・ザ・レヴォリューション)がリリースした名盤『パープル・レイン』のジャケ写で、殿下が跨がっていたパープルのHONDA CM400A HondaMaticを思い出しました。そうかァ、2速ホンダマティックはファンクなのか……するどいなァ、と驚いたのが昨日のようです。そしてその翌年に鈴鹿8耐でKロバーツ、平忠彦組が駆ったYAMAHA FZR750 (0W74)の資生堂TECH21カラーも衝撃でした。なぜかその後ちょっとずつブルー寄りに色調が改変されましたが、初代はラベンダー色に近かったと思います。『ファーム富田』でちょっと時間を持て余してしまった自分(編集長 たき)としては、この2台が展示されていたらな……と。……邪念ですね。 (2022年9月10日)
コンクール デレガンス2
コンクール デレガンス
北海道ミーティングにて
北海道ミーティングへ
道内最後は青塚食堂
北海道にバイクで行く時は新潟と小樽を16時間ほどで行き来する新日本海フェリーのお世話になります。編集部のある神奈川県逗子市から新潟フェリーターミナルまでが、ひと苦労ですが、小樽は道内の出入り口としては理想的ロケーション。しかも市内、祝津には「青塚食堂」があるからです。写真は夏の刺身盛り合わせ。ここは仕事が丁寧で誠に美味。帰路、新潟行きの小樽出港は17時なので、道内最後の食事はいつも「青塚食堂」、ここで道産美味への未練を断ち切ります。時間があれば近くの鰊御殿や、小樽市総合博物館本館にも寄ります。どちらももう3回以上訪ねていますが飽きません。そして博物館横にあるマックスバリュ手宮店でお土産と、船内で食べるものを購入。もうこれはほぼ道内最終日のルーティン、儀式と化しています。 (2021年8月19日)
絶景利尻富士
鉄人28号@土の館
なかふらの単車館
北海道ミーティングの会場は富良野市の「山部太陽の里 ふれあいの家」です。そこからバイクで30分ほど、JR中富良野駅のすぐそばに「なかふらの単車館」はあります。富良野市で歯科医院を開業している冨樫館長による私設博物館で、150台のコレクションのうち80~90台を展示。その魅力については『バイカー春秋』最新号で4ページにわたり紹介しています。今回、掲載はモノクロページとなったため、ここにカラー写真を載せておきました。中央に写っているのはYAMAHA RD400ですね。RZ250登場前にリリースされた最終型で、このブルーは400専用色。ずいぶん憧れました。パンチが薄れたとあまり評判の良くなかった最終型ですが、デザインはいかにも空冷ビッグ2st末期らしい。グッドデザインですね。 (2022年8月11日)
北海道ミーティング
「国頭港食堂」沖縄本島一周記
沖縄本島一周記、最終回は一周中最も美味しかった定食についてです。大宜味村を北上して国頭村に入ると国道沿いにバナー。宇良関を応援しているようです。宇良は大阪出身じゃなかったかなあ? と思いつつ道端にあった「国頭港食堂」でお昼をいただくことに。地魚フライと刺身定食(1300円)をオーダーしました。その刺身の旨かったこと! マグロ、カンパチ、イカ、そして白身魚2種。そのすべてがきちんと仕立てられた近海ものだからたまりません。魚はやっぱり北だよな、となんとなく思っていた自分を深く恥じるほどの味でした。そうそう、宇良関ですが、お父さんがこのあたりの御出身だそうで、村をあげて応援しているそうです。ちばりよ~宇良関!(沖縄本島一周記 完 / 2022年8月7日)
「やんばる」沖縄本島一周記
「故障中」沖縄本島一周記
「古宇利島へ」沖縄本島一周記
「ルートビアフロートデー」沖縄本島一周記
バイカー春秋の特集「走って走って日本縦断記」のスピンオフ“沖縄本島一周記”。恩納村の『シーサイドドライブイン』が休みだったので、さらに国道58号を北上し『A&W 名護店』を目指すことに。40分ほどで到着しました。その日は水曜で〝ルートビアフロートデー〟とのこと。ソフトクリームのトッピングが無料でした。ルートビアはおかわり自由なので2杯目はどうなる? と試したらジョッキチェンジの上、フロートは無しでした。ルートビア、炎天下を走ってカラカラのカラダに沁みわたりました。店を出る際、持参のサーモスを出し「氷を貰えますか?」と聞くと、笑顔でたっぷり氷を入れてくれました。その後宗谷岬まで、たびたびサーモスに氷を貰いましたが『A&W 名護店』が一番優しかった。 (2022年7月25日)
「見せ見せおじさん」沖縄本島一周記
バイカー春秋最新号の特集「走って走って日本縦断記」のスピンオフ“沖縄本島一周記”。喜屋武岬(きゃんみさき)を起点に時計回りに一周しました。58号線を北上し、創刊準備号の特集「沖縄二輪物語」で話をうかがった、国頭郡恩納村仲泊の『シーサイドドライブイン』に寄ることに。店内に飾られているKAWASAKI KH400との再会を楽しみです。ところが着いたら〝メンテナンスのため本日お休み〟とのこと。ここで休もうと、走りっぱなしだったのでどうしたものかと、駐車場の先にバイクをとめ、ひとり緊急会議を開催。ふと左を見ると、風光明媚な明るい海の手前に、この立て看板が。……見せ見せおじさん、って……? (2022年7月24日)
「食堂かりか」沖縄本島一周記
バイカー春秋最新号の特集「走って走って日本縦断記」のスピンオフ“沖縄本島一周記”。初回はスタート地点である、本島最南端の喜屋武岬(きゃんみさき)に向かう途中の話です。喜屋武岬までバイクで30分ほどの南城市の新原(みーばる)ビーチにある『食堂かりか』で、マトンカレーをいただきました。この店のキャッチコピーは「水平線を眺めながら海の無い国ネパールの極上の料理が堪能できるここはまさに楽園」。確かに、海の家っぽいロケーションはなかなかの楽園です。ちなみに店名の「かりか」のスペルは〝KALIKA〟で、ネパール神話、ヒンドゥー教の女神の名前だそうです。エネルギー、力と新たな始まりのシンボルで、シヴァ神の腹の上で踊るとのこと。一方ハワイ語で〝KALIKA〟は絹の意ですね。 (2022年7月23日)
沖縄本島一周記はじめます。
おかげ様でバイカー春秋最新号(創刊4号)の特集「走って走って日本縦断記」に多くの反響をいただいております。おおむね好評です。ありがとうございます。5月20日に沖縄本島喜屋武岬(きゃんみさき)を出て、26日には宗谷岬に到着。その記録を全20ページにまとめたのですが、実はその前に沖縄本島を一周しました。愛車スーパードリーム号で長距離を走るのは久しぶりだったので、足慣らしのつもりでした。紙幅の都合で掲載できなかったその模様を、こちらでで紹介したいと思います。写真は、辺戸岬から辺野古に向かう途中の県道70号で見かけたヤンバルクイナ注意の道路標識。ロードキル問題が深刻化しているようです。 (2022年7月22日)
「ノシャップ」行き宗谷バス
浮谷東次郎さん、生誕80年
樺太食堂の生うに丼
俺様の名盤さ!SP
バイカー春秋 創刊4号発売となりました。予約購入ありがとうございました。お陰様で予約販売分は昨日までにすべて郵送発送完了しました。さて創刊4号の特集のひとつに「俺様の名盤さ!柏秀樹SP」があります。1978年にオートバイの排気音を収録したLPレコード製作から、オートバイ業界でのキャリアをスタートした柏秀樹さんのディスコグラフィを追ってみました。へえ、そうだったのか!と目から鱗のエピソード満載です。 (2022年7月10日)

創刊4号 7月9日発売!
日本縦断 Day07/07『涙の交通安全』
沖縄本島南端「喜屋武岬」から北海道北端「宗谷岬」へ、110ccで6泊7日旅も無事終了。宗谷岬で写真を撮ってから日本最北端のガソリンスタンド、IDEMITSU安田石油店宗谷岬SSで給油。支払を終えたら「記念にどうぞ」と写真の貝殻を手渡されました。受け取った瞬間、何かに不意をつかれたようです。泣きそうになりました。 <110ccで日本縦断6泊7日旅・完> (2022年7月4日)

日本縦断 Day07/07『ゴォォォール!!!!』
沖縄本島南端「喜屋武岬」から北海道北端「宗谷岬」へ、110ccで6泊7日旅もいよいよゴール! 宗谷岬に着きました。あ~あ、終わってしまった……と寂しい。気力もなんだか尽きてしまい、心が風邪をひきそうです。スーパードリーム号は、ノートラブルで本当によく走ってくれました。おつかれ様でした。 (2022年7月3日)

日本縦断 Day07/07『白い道で宗谷岬へ』
日本縦断 Day07/07『道内で北海道フェア』
沖縄本島南端「喜屋武岬」から北海道北端「宗谷岬」へ、110ccで6泊7日旅も今日で最終日。苫小牧を後にして2時間後、それまでの疲れが出たのか突然気分が悪くなりセイコーマートで休憩。北海道フェアを開催中でした。その前に寄ったローソンでは沖縄フェアをやっていました。なんか道内で、北海道フェア。地元愛ムンムンで、いいかんじです。その後、道の駅三笠で力尽き、2時間ほどベンチで寝たら見事回復しました。 (2022年7月2日)

日本縦断 Day07/07『おまかせ海鮮丼』
沖縄本島南端「喜屋武岬」から北海道北端「宗谷岬」へ、110ccで6泊7日旅も今日でラスト。定刻6時前、苫小牧港に着岸したシルバーエイトのスロープを下り、北海道到着。今日で旅が終わることが信じられません。まず向かったのはマルトマ食堂。おまかせ海鮮丼をいただきました。ホッキ貝が入ったホッキカレーも美味しそうでした。メニューが多すぎて迷ってしまい結局「おまかせ」してしまいました。ご馳走さまでした。 (2022年7月2日)

日本縦断 Day07/07『苫小牧ブルース』
日本縦断 Day07/07『快晴で始まった最終日』
日本縦断 Day06/07『夜霧とウシと』
日本縦断 Day06/07『康楽館の花道』
日本縦断 Day06/07『鳥海ブルーラインを走りたい』
日本縦断 Day05/07『1日3回EneKeyタッチ』
日本縦断 Day05/07『徳市で魚フライ定食』
日本縦断 Day05/07『海辺の食堂徳市』
日本縦断 Day05/07『親不知子不知』
日本縦断 Day04/07『本日の日替わり定食』
沖縄本島南端「喜屋武岬」から北海道北端「宗谷岬」へ、110ccで6泊7日旅。4日目(Day04)は、舞鶴で昼に。さて何をいただこうかとうろうろしていたら、国道175号から住宅街にちょっと入ったところに『清蓮亭』を見つけました。入口脇のホワイトボードの「5月23日(月) 本日の日替わり カレイ野菜あんかけ、小鉢、みそ汁、ご飯 \820」に強くひかれました。店内は地元に愛されているちょっといい食堂感に満ちていて、隣のテーブルのおばあさん三人連れの「この前亡くなった〇〇さんが」「いやあん人はまだ生きとうで」などという会話を聞くとなし聞いていたら急に旅情がこみ上げてきました。そしてカレイ野菜あんかけの美味しかったこと。塩気濃いめのあんに舌と胃を激しくキックされ、メロメロに。店の女性は、会計を終えた常連さんには「ありがとう」、非常連さんには「おおきに」と、店を送り出します。自分はもちろん「おおきに」で、いま京都なんだと実感しました。 (2022年6月13日)
日本縦断 Day04/07『五月晴れの舞鶴ブルー』
日本縦断 Day03/07『深夜国道』
日本縦断 Day03/07『大ちゃんの宇宙』
日本縦断 Day03/07『宇佐川の清流』
日本縦断 Day03/07『朝から遅れています』
日本縦断 Day02/07『間に合ったぁ!』
日本縦断 Day02/07『ラーメン㐂一』
沖縄本島の南端、喜屋武(きゃん)岬から北海道北端の宗谷岬まで110ccで6泊7日ツーリング。2日目(Day02)はフェリーを鹿児島港で下船しスタート。腹が減ったな、と思って時計をみたらもうお昼! でもまだ鹿児島県から出ていません。今日は大分、竹田津港19時出港のスオーナダフェリーに乗船予定なのに……。道沿いの「ラーメン」の看板に吸い寄せられ、伊佐市の『㐂一』に。ああ、九州ラーメンです。食べ終えてスーパードリーム号に戻り、スマホのナビをつけたら竹田津港到着時刻は20:12になっていました。これは、マズイ!(2022年6月5日)

日本縦断 Day02/07『鹿児島から』
日本縦断 Day01/07『20分だけの着岸』
日本縦断 Day01/07『那覇港から「フェリーあけぼの」に』
日本縦断 Day01/07『沖縄本島南端をスタート!』
沖縄本島の南端、喜屋武(きゃん)岬から北海道北端の宗谷岬まで、フェリーを使えば下道だけでも6泊7日で行けるのでは? と思ったのは、今年2月のこと。そこから着々準備を進め、5月20日、早朝に喜屋武岬をスタートしました。相棒を110ccのHONDA スーパードリーム号(2015年 ベトナム製のスーパーカブ)にしたのは、日常的に使っていて気心が知れていたから。初日(Day01)は喜屋武岬から那覇港まで、18kmを走り那覇港、午前7時出港のマルエーフェリー、鹿児島行き『あけぼの』に乗船するだけです。ツーリングしながら日々、インスタでその日の出来事を紹介しようと思ったのですが……。写真は喜屋武岬から走り始めた瞬間です。サトウキビ畑を縫って、旅は始まりました。なおその模様は現在予約販売中 https://bikershunjyu.com/ の『バイカー春秋』次号(7月初旬刊行予定)にてお伝えいたします。 (2022年6月1日)
彼女が愛したオートバイ
RZ250夜明け前
東京湾フェリー
国道134号
NS500 側車仕様
このマシンはJR横須賀線 逗子駅を海側(東口)に出て、右手のビル2階にひっそりとあります。地元では「スズキヤの上」と言われています。HONDA NS500、驚愕のサイドカー仕様! F スペンサーは③とか⑩とか①だったし、片山敬済は⑧だったし、⑦といえばB シーンだったし。W ガードナーが⑦を付けて走ったのはロスマンズカラーのNSRだったしなぁ、としばし思案に暮れました。そういえば、カウル上部のグリーンのラインも怪しげです。フロントブレーキはインボードディスク風。時代は合ってますが、ワークスGPマシンには無かったような……。そういえば1996年シーズンまではWGPにサイドカークラスもあったなぁ。隣にはPORSCHE 959もあります。パリダカ仕様なのか、ル マン仕様の961なのかはちょっと不明。なにしろオープントップに改造されていますから……。 (2022年5月4日)
チナミさんのマッハIII
美味しいときにやめときな
ゴールデンウイークはツーリングでしょうか? 自分(編集長 たき)は日帰りならば西伊豆か富士山麓一周に出かけます。写真は富士山麓、富士宮市上井出の焼きそば・お好み焼き『むめさん』でいただくお好み焼。そのボリュームにちょっと残しそうになり、食べ切ろうか逡巡していたら女将さんがひと言「美味しいときにやめときな」。以来この金言は、座右の銘となり、様々なシーンで思い出し事なきを得ています。このまえ、休日の昼時に店の前を通ったら大排気量バイクとハイパフォーマンスカーで駐車場が溢れていてビックリしました。みんな女将さんの「美味しいときにやめときな」にヤラレてリピートしているでしょうか? (2022年5月2日)
キャロウエイのDREAM CB750FOUR
♪屋根よりたかい〽
ゴールデンウイーク、祝日の〆はこどもの日なので、鯉のぼり全盛の今日この頃。鯉の他にも宮崎の〝クジラのぼり〟や、高知の〝カツオのぼり〟も有名です。写真は岐阜市の長良川うかいミュージアムで風にそよいでいた〝アユのぼり〟。大きな干物のようでもありました。バイカー春秋、最新刊、創刊3号の特集は「浜松エルドラド」。HONDA、YAMAHA、SUZUKI発祥の遠州は、いまもバイク好きを引き寄せるサンクチュアリです。ところで浜松と言えば浜名湖の鰻が有名ですが、いま時分〝ウナギのぼり〟は風に泳いでいるのでしょうか? 〝鰻上り〟は株価などの相場が急上昇することの慣用句でもあり、とても縁起が良さそうです。 (2022年4月30日)
憧れのSUZUKI GT550
バイカー春秋、最新刊、創刊3号の特集は「浜松エルドラド」。その取材でうかがった『モトガレージ ヤスカワ』は70年代旧車系ショップ。HONDA CB400Four等がずらりと並ぶ店内一隅に、SUZUKI GT550とKAWASAKI 500SSが並ぶ空冷2スト3気筒コーナーもありました。ラムエアーシステムのGT550を見て懐かしく思ったのは、自分(編集長 たき)が中型自動二輪免許を取った際の教習車がGT380だったからです。雨だとと停まらず、バンク角不足も悩ましい、重めのモデルでした。でも低速からトルクフルでよく粘る2スト3気筒は乗りやすく、何よりギア数が表示されるデジタルインジケーターは初心者にやさしかった。免許は中型でGT550は乗れなかったので、ちょっと憧れだったこと、思い出しました。 (2022年4月29日)
黙りカツ丼
北野晶夫と橋本巧
バイカー春秋 創刊3号、予約購入いただいた方々への発送が始まりました。ご予約購入、感謝いたします。創刊3号の名著再録は大藪春彦作品の金字塔『汚れた英雄』です。長編大作ですので紙幅の都合で第1巻野望篇の後半、7章を再録掲載させていただきました。掲載にあたり再読し思ったのは、1980年代オートバイブームの起爆人となったのは北野晶夫と橋本巧の二人ではないか? ということです。北野晶夫は『汚れた英雄』の主人公、コオこと橋本巧は片岡義男作品の金字塔『彼のオートバイ、彼女の島』の主人公です。ちなみに映画版の『汚れた英雄』は1982年、『彼のオートバイ、彼女の島』は1986年の公開でした。どちらも角川映画であり、原作は角川文庫に収められていました。80年代バイクブームの仕掛け人は角川だったのかもしれません。写真は名著再録にあたり親本とさせていただいた、1992年刊行の徳間文庫版の全四巻です。徳間書店では現在も大藪春彦新人賞応募作品を募集しており、創刊3号にはその募集要項も掲載しています。 (2022年4月22日)
創刊3号、明日発売です!
北野晶夫のYA-1改
バイカー春秋、次号(創刊3号)の刊行は4月20日です。特集『浜松エルドラド』の取材でヤマハ発動機コミュニケーションプラザを訪ねたら、写真のYA-1 第1回浅間高原レース仕様(再現車両)の展示が。「ああ、こんな感じだったのか!」と合点がいきました。というのは、次号の名著再録は大藪春彦作品の金字塔『汚れた英雄』で、小説は18歳の北野晶夫がヤマハYA-1レーサーを載せたリヤカーをひき、中軽井沢の道を上るシーンから始まるからです。目指していたのは第2回浅間浅間高原レース会場だから57年、昭和32年の話。展示されていたのは、その前年の第1回浅間浅間高原レースのウルトラライトウェイト(125cc)クラスで1~4位を独占したモデルのレプリカでした。どちらかといえばエレガントなヤマハ YA-1のレース仕様、がうまく思い浮かばなかったのですが、北野晶夫がリアカーに載せていたのはこんな感じだったとは!。……ちょっとオートレーサー的、アメリカンもはいっている気もします。ちなみに北野晶夫が存命だったら、今年83歳になります。 (2022年4月15日)
昭和日常博物館にて
青い塔
ブラックバード
バイカー春秋、次号の 特集は「浜松エルドラド」。世界がうらやむ日本の二輪版モータウン、Hamamatsuのいまの魅力に迫ります。写真は市内のカフェ『ブラックバード』のカウンターに立つ店主、山中勲さん。山中さんはHONDA CBR1100XX Super Blackbirdの開発責任者を務めたその人で、日本中のブラックバード乗りがやってくるそうです。ちなみに山中さんが本田技研に入社した頃の社長は本田宗一郎さんその人でした。店内には低くJazzが流れていて、それはとても良かったのですがザ・ビートルズ、1968年の名曲『ブラックバード』もちょっと聴きたかった気が……。記事掲載の次号(創刊3号)の刊行は4月20日です。(2022年4月10日)
SUZUKI コレダ250TT
4月20日刊行予定!
あなたのうどんは?
堂々、不動モータース
Flat Headのち稲垣足穂
シュニッツェル丼
Las estación del sol
なかよし。蕎麦meets饂飩
ニューパールホワイトのYAMAHA RZ250
どんぶりの中の貯木場
ライダーズカフェはまなこにて
ところてん!
ニューヤマハブラックのYAMAHA RZ250
逗子小坪 ゆうき食堂
Hamamatsu ♡ Bikers
こちらの書店でもどうぞ
40年後の汚れた英雄
存在の耐えられない重さ
モペッドもキュートなフレンチ ディスパッチ
旅の終わりは駅前渡船
そんな料理のようなヤツ?
1977年にアルバム「地獄のロック・ライダー(Bat Out of Hell)」ヒットさせたミートローフが74歳で逝去されたとのこと。彼の名を聞いて、1990年代始めにハーレーダビッドソンジャパン(HDJ)立ち上げのPRに関わっていた頃を思い出しました。ある日ハーレー好きのミートローフサイドから次回訪日の際、港区芝のショールームに寄りたいとのオファーが。HDJ担当者から「そんな料理のメニューみたいなヤツいるの? 有名なの? 知ってる?」との電話を受けました。……その後実際にやってきた彼は、地獄のロック・ライダー的イメージうらはら、とても紳士だったそうです。合掌 &ピース。 (2022年1月22日)
キャップエースは旅の友
国宝ライダー
コンガのような南米ざくら
パリのGSR600
国内ではそうでもないのに、海外だと妙にカッコよく見えるモデルってありますよね。自分(編集長たき)にとって、SUZUKI GSR600がそうでした。600は輸出専用モデルで、国内にはGSR400が出回っていましたが、そちらを見かけてもスルーしていました。ところがパリで路駐されている600を見て、ちょっと惚れました。マフラー、テールランプ、マフラーと楕円3連になっているリアエンドの処理とか、ウインカーの置き方とか大いにそそられ、欲しくなりました。その魔法は、日本に戻るとなぜか解けてしまうのですが。 (2022年1月16日)

駅前餃子
1967年のマン島TT
朱富士
桃太郎オールスターズ
ごしんめ、現美風
GSX-R750R RC30 OW-01、そして
1986年に国内500台限定で販売された乾式クラッチ、105万円のSUZUKI GSX‐R750R。1987年に国内1000台限定で販売されたチタンコンロッド、148万円のHONDA RC30(VFR750R)。そして1989年に国内500台限定で販売されたジェネシスユニット、200万円のYAMAHA OW-01(FZR750R)。そのいずれもの発売を二輪誌編集部員として見守った自分(編集長たき)も、2015年に写真のHONDA RC213V-S(世界限定300台 2190万円)を目の当たりにして、驚きました。GSX‐R750R、RC30、OW-01のいずれもがスズカ8耐のヒーローマシン直系だったのに対し、RC213V-SはMotoGP直系だったからです。それにしてもこのスイングアームは本気ですね。HONDAはスゴイな、と以来6年以上思い続けています。 (2022年1月9日)

カリフォリニア
雪や昏々
ツーリング天国
日本育ち、フェニックス(米 アリゾナ州)在住でバイク好きの友人に、ツーリングとかしてるの? と何気なく聞いたときのこと。地元のバイク好きと2台で走り「そういうものか」と思ったと教えてくれました。だいたい一辺60マイル(約100㎞)程度の四角を描くように走り、それぞれのコーナー付近で休憩。給油したり、何か飲んだり、ナッツを食べたりして、250マイル(400㎞)を走り「今日は楽しかったね、また走ろうね」と別れたそうです。その話を聞いたとき驚きましたが、実際にかの地を走れば「そうかも……」と思えてきます。ちょっと走れば風土や景色が目まぐるしく変わり、コンビニや飲食店や温泉は無数にあり、ルートは選び放題、それに加えて刻々四季が移ろう日本はツーリング天国だと、改めて思いました。『イージー★ライダー』を観た頃は、アメリカこそツーリング天国だと思いこんでいましたが……。 (2022年1月6日)
小樽にて
伯方島若宮バス停
豆単ではなくマメタン
44年前の1月に発売されたスズキ マメタンOR50です。浜松市南区にあるスズキ歴史館に展示されていました。当時16歳だった自分の第一印象は「なんだかチャラいな」。でも乗ってみたら、RG50のそれをディチューンしたエンジンはかなりピーキーで、後輪寄りのライディングポジションでもあり、2速はおろか3速へのシフトアップでも軽く前輪が浮きました。改めてみればデザインは超ポップで、SUZUKIらしさ全開です。旺文社刊 赤尾好夫篇 英語基本単語熟語集(2色刷)でメジャーだった豆単、そのままのネーミングも高校生にはウケました。そじて何よりプルバックハンドルのチョッパースタイルを、日本の路上に解き放った記念すべきモデルです。それまでは取締の対象でしたから。ああ、この初期型のマメタン、ちょっと欲しいです。 (2022年1月3日)
思い出のマーニ
20年前の9月、当時76歳だったアルチューロ・マーニさんをミラノ郊外のファクトリーに訪ねた際はこんなバイクをつくっていました。スズキのGSX-R用の油冷エンジンを積んだ、Sport 1200です。世紀の名車、MV AGUSTA 750Sを模したマフラーが艶めかしい曲線を描く、迫力ある1台でした。日本のMVアグスタ好きの為に仕立てたら、北米を始めとする世界中の愛好家の耳目を集めバックオーダーを抱えている、とのこと。「日本は凄い国だね。1967年にGP参戦で鈴鹿に行った時はまだのんびりしていた。鈴鹿から東京まで夜汽車だった。それが30年振りに’97年に行ったら。まるで違う国だったよ」マーニさんが運転する外装も内装も黒のフィアット ウーノでランチに向かう途中、助手席で聞いた話です。「ずっとマーニ・グッチをつくっていたのは、完璧なイタリアンモトの製作が目的だったから。このスズキエンジンは4シリンダーでデザインもいい。残念ながら、このレベルの4シリンダーエンジンは、イタリアンメイドでは見当たらないからね」現在のイタリアンモト復興を目にするたび、そのときのマーニさんの寂しそうな横顔、口をへの字にした笑顔を思い出します。そう言いながらも、ブレーキは最小限の運転は、結構アグレッシブでしたが。 (2022年1月2日)
寅 トラ 鯱
こころのこり2021ver.
「寄っちゃったのね」
寒さが増すと北海道旭川の「熊ッ子ラーメン」が恋しくなります。市内大雪通り(たいせつどおり)7丁目の本店でいただきました。熊ッ子ラーメン(1000円)は「北海道特産のバターコーン、わかめ等9種類の具がタップリ入った近代風ラーメンの代表」とあります。五輪近代五種は射撃、フェンシング、水泳、馬術、ランニングですが、熊ッ子ラーメンの近代九種はバターコーン、わかめ、叉焼、メンマ、紅生姜、白菜、ウズラの卵、ネギ、バターです。その日はふたりで入り、ふたりとも「熊ッ子ラーメン」をたのみました。やがてテーブルにやってきて、ラーメンどんぶり二つを置いたおばさんは「アレ?……ちょっと借りますね」とレンゲを手にすると、片方のどんぶりにニ個並んでいたウズラの卵のひとつをすくい、もう一方の丼に。「寄っちゃったのね……」という謎のつぶやきを残し、厨房へと去りました。「寄っちゃったのね」というフレーズが、妙に記憶に残った一杯です。 (2021年12月27日)
しばれっから
ぬくとい西伊豆、いか様丼
あと7日
「A点からB点へ、いかに走るか」
自分(編集長 たき)の担当で、初めて片岡義男さんに原稿をいただいたのはいつだったか、とふと思いました。グラビアページゆえ原稿にあわせ、冬の箱根へYAMAHA SR500に乗って撮影に行ったことは覚えています。晴れていて物凄く寒く、峠の上の路面はカチカチには凍っていました……。手元の雑誌ストックをあたり、見つけたのが写真のページです。徳間書店から出ていた『モトラード』というオートバイ雑誌、87年4月号でした。タイトルは「A点からB点へ、いかに走るか」。このショートストーリーに激しく感化され、その後ノートン コマンド 750を手に入れたことも思い出しました。『バイカー春秋』秋冬号 名著再録では片岡小説の金字塔「ときには星の下で眠る」を抜粋掲載しています。皆さんも是非いろいろ思い出してみてください。 (2021年12月17日)
「あらえっさっさー」
SUZUKIに乗ったマイク ザ バイク
発売中の『バイカー春秋』の第一特集「人生を変えたツーリング」にて、レース メカニックとしてヨシムラ(SUZUKI)、RSC(現 HRC)を経てBITO R&Dを立ち上げた美藤定さんにご登場願っています。写真は1979年6月に英マロリーパークで開催されたポスト TT レースでのショット。マイクザバイクこと、マイク ヘイルウッドと、彼が乗ったSUZUKI GS1000Rを担当した美藤さんです。その前年ドゥカティでマン島TTレースに復帰し、いきなり優勝したことは有名ですが、その後SUZUKI GS1000Rでマロリーパークを走ったことは知りませんでした。とてもいいカットなので掲載したいと思ったのですが、事実関係の裏取りが難航。事実確認の決め手となったのは、YouTubeでした。検索の末、Classic Motorcycle Racing footage: 1979 Post TT Mallory Park featuring Mike Hailwoodという2分足らずの動画に行き当たり、よく見れば一瞬、美藤さんが映っています! 『バイカー春秋』秋冬号8ページからの特集内、「ZⅡのスプロケットとヨシムラと」にその詳細が。わくわくするエピソード満載です。是非御一読ください。 (2021年12月14日)
陽光似合うBMW R75/6
昨日(12/11)RHC ロンハーマンみなとみらい店に行ったら、BMW R75/6がディスプレイされていました。いいなあ、と後ろに回ったらカリフォルニアナンバー。まあ、ロンハーマンだから当然ですが……。1973年デビューのこのモデル、上にR90という完全無欠モデルがあったので、のびのび育つ次男坊的風貌。それがCALルックにマッチしたよう。HONDA CB450の後期モデルのようなサイドメッキのスリムタンクもいいかんじ。カエルになる寸前のオタマジャクシの尻尾のようなキックアームも付いていて、そこはいかにも独車的です。こんな陽光似合うBMWもあったのだと、これは思わぬ発見でした。 (2021年12月13日)

オートバイと過ごす夜長はいかがでしょう?
1980年に19歳となった自分(編集長 たき)は、'70年代の終わりから沸点に向かうバイクブームの渦中にいました。ブームには様々な理由が後付けされますが、角川文庫、赤背表紙の片岡義男作品の連作は、かなり大きな役割を果たしていました。全部で100冊もないだろう、小さな書店の文庫本棚にも当時は、くっきりと赤い背表紙が必ず何冊かありました。ツーリング先でたまたま入った書店で新刊を見つけ、その晩テントのなかヘッドランプで読了、ということもありました。『バイカー春秋』秋冬号では、名著『ときには星の下で眠る』のなかから6,7,8,9の4章を再録させていただきました。この名著でもう一度、オートバイと過ごす夜長はいかがでしょう? (2021年12月10日)
京都のハイブリッド
土佐黒潮定食、南仏風。
温かいか、冷たいか?
蕎麦屋に行けば黙っていても新そばが出てくるようになりました。バイカーにとってこの時期『温かいソバか、冷たい蕎麦か』問題は、かなり深刻です。ズ、ズズッというのど越し、鼻抜けを楽しむなら断然『冷たい』ですが、いかんせん凍えた体は『温かくして!』と叫びます。毎回注文ギリギリまで『冷たい』派と『温かい』派が、内なる闘いを繰り広げることに。師走ともなるとだいたい『温かい』派の勝利に終わるのですがこの闘い、かなり遺恨を残します。まわりからズ、ズズッと聞こえてくると「やはり冷たい蕎麦にすべきだったか……」と無念です。写真は滋賀県の国道8号線沿いにある、奥びわ湖水の駅で昼にいただいた〝焼き鯖寿しとソバ定食〟です。ソバは『温かい』一択でした。凍えた身には優しい『温かい』の無投票当選に、心底ほっとしました。 (2021年12月7日)
スプリット シングルをご存知でしょうか?
ふたつのシリンダーがひとつの燃焼室を共有する2ストロークエンジン〝スプリット シングル(split single)〟をご存知でしょうか? はじめてその実車を目にしたのは、アウディ本社のある、ドイツ インゴルシュタットのアウディ フォーラムでのこと。当時アウディ マガジン日本版の編集長をしていて、世界編集長会議出席のため独本社に滞在中、展示されていた1939 DKW US250を見ました。2ストローク250cc 並列2気筒4ピストン過給エンジンで最高出力40PSを発揮したロードレーサーです。1939年、つまり昭和14年製ということにまず驚かされました。タンクのフォルムもカラーリングも実にいいですね。 (2021年12月6日)
サベージが欲しい。
スズキLS650サベージが発売となった1986年に自分は25歳で、オートバイ雑誌の編集者でした。当時カワサキのZⅡが愛車で、アメリカンはあまり好みでは無かったのですが、試乗したらとても良かった。OHC4バルブの空冷直立652cc単気筒エンジンはスムーズで鼓動感もあり、低回転域から徐々に回転を上げていく様にはうっとりしました。それから27年後のある日、米LA郊外、ウエストミンスターのガーデングローブ ブルバードをクルマで走っていて、サベージの新車を見かけたのです。サウスランド サイクル センターというSUZUKIディーラーでした。ハンドルに付けられた黄色いタグには$5399とあります。心底欲しいな、と思いました。SUZUKI Savage LS650 は、SUZUKI Boulevard S40の名で、2019年まで北米で販売されていたようです。最後はブラックエンジンとなりましたが、自分的には写真の2012-2014モデルがいいなぁ。再販願います! (2021年12月5日)
トヨタ鞍ケ池記念館にて。
NM4でオロロンラインへ。
ホンダNM4は、ここ10年ほどで、最も印象に残ったニューモデルのひとつ。7年前の4月に試乗した瞬間「アガリのバイクにいいかも?」とうれしくなりました。ホンダの青山本社で試乗車を借り、芝公園から首都高にのり混雑した1号羽田線を下りながら、気分はひとり日本海オロロンラインを走っていました。残念ながら生産終了車リスト入りしてしまいましたが時々ツーリング先で見かけると、ちょっとオーナーがうらやましく思えます。どちらかといえば、あまり高い評価を受けませんでしたが、革新的で孤高の名車(孤高過ぎ?)だと思います。 (21年12月2日)

1959 HONDA RC142
『バイカー春秋』に全国に点在する二輪博物館を巡り、紹介する〝全国Motoミュージアム探訪記〟という連載があり、発売中の秋冬号においては浅間記念館にうかがいました。その際展示されていた1957年開催の第二回浅間火山レースで優勝したメグロRZを見て、思い出したのが写真のホンダRC142です。こちらはホンダがマン島T.T.レースに初めて挑戦したマシンで、WGP参戦50周年にあたり復元させたもの。写真は2019年の東京モーターショーで撮りました。黎明期ならではの荒々しさをメグロRZもホンダRC142も携えていて、いいですね。どちらにも下剋上うかがう荒武者的風貌があります。Honda Collection Hallも〝全国Motoミュージアム探訪記〟で訪ねたいホットスポット。まさにそこは宝の山です。 (2021年12月1日)
百目だ!
♨のお供に
さぶいですねと呟いても一人
W1 TOURING
秋冬号、出来ました!
蛸とバルブスプリング
横内さんの写真を見て
『バイカー春秋』次号、秋冬号には今里峰子さんと掘ひろ子さんが、スズキの顔ともなったエンジニア、横内悦夫さんを挟んで微笑んでいる写真が掲載されています。このページデザインを見て、そういえば横内さんは著作を残しているのだろうか? とふと思い、Amazon.comで検索。するとオンデマンド ペーパーバックで「紺碧の天空を仰いで - スズキとともに生きた 横内悦夫・回想録」があることを知りオーダーしました。それが10月20日昼前のこと。その夜、横内さんの逝去を知り驚きました。翌日届いた御本を読めば、これが面白い。2stでWGPを制し、4st大排気量市販車にチャレンジするくだりには夢中になりました。虫の知らせのような不思議な巡りあわせでしたが、名著です。これも偶然ですが、11月13日から順次発送予定の同じ号には、浅間記念館に展示されているSUZUKI RGB500の写真も掲載しています。 (2021年11月8日)
ハカイダー様御用達?
りんごの煮付けが絶品でした
『バイカー春秋』次号特集内の記事のため、BMW R1250RTで秋の信州を満喫しました。写真はその2日目のお昼に、小諸の『草笛本店』いただいたそば定食です。そばのむこうにある小皿は左から煮物盛り合わせ、天ぷら三品、くるみおはぎとごまおはがきです。おはぎはごまおはぎ2個がデフォルトですが、ひとつをくるみにアップグレードしました。これがすべて美味しかった。入りやすくておかみさんたちがテキパキ立ち振る舞う店の雰囲気も満点で、盛り、味ともに申し分ありません。帰りに大女将に「どこか景色のいいところで、おやつにでも」と、心配りのお土産までいただいてしまいました。大女将の娘さんはクロスカブに乗っているそうで、バイカーにフレンドリー。すでに広く知られた人気店ですが、おススメです。『バイカー春秋』次号は11月13日から順次発送予定です。ご期待ください。(2021年11月7日)
ただいま冬季休館中ですが
『バイカー春秋』には全国MOTOミュージアム探訪記という連載があり、11月13日から順次発送予定の秋冬号では群馬県長野原町の『浅間記念館』を紹介しています。今年4月に現在の、国道146号浅間牧場交差点近くに移転。すでに2022年4月下旬までの冬季休館に入ったので、それまでの間は『バイカー春秋』にて館内ご覧いただければと思います。以前よりスペース的には狭くなりましたが、周囲も含め活気増し増しだな、という印象でした。(2021年11月6日)

掘ひろ子/ 今里峰子 ペアのヘルメット
このヘルメットに懐かしさをおぼえる方も多いのでは? そう、1981年の鈴鹿4耐にSUZUKI GSX400E改で挑んだ、掘ひろ子/ 今里峰子のペアが、シンメトリーデザインで施したペイント、そのものです。手にしているのは腰山(旧姓 今里)峰子さん。彼女は今も多忙ななかオートバイとレースを愛し続けていました。11月10日刊行の『バイカー春秋』秋冬号では、そんな彼女のいまをリポートしています。このヘルメットがもたらした、ちょっとイイ話も……。峰子さん、朗らかに、お元気でした! (2021年11月5日)

増ページの創刊2号にご期待ください。
『投稿御礼』出来ました!
『ときには星の下で眠る』
関東ではまだ夏日続いていますが、日が暮れれば秋です。秋といえば『ときには星の下で眠る』ですね。角川文庫の初版発行は1980年5月のこと。上梓されてから41年がたった訳です。1980年代のバイクブームには様々な要因が挙げられますが作家、片岡義男の赤い背表紙の角川文庫が実はその筆頭格ではないかと、当時18歳でヤマハRZ250を発売日に購入した自分(バイカー春秋編集長 たき)的には確信しています。現在、片岡義男作品は全著作電子化が進められており「片岡義男.com」で1672タイトルを公開中。〝オートバイ〟でサイト内を検索したら112タイトルがヒットしました。11月1日刊行予定の次号、バイカー春秋 2021 秋・冬号ではページを増やし名著再録に『ときには星の下で眠る』をお迎えする予定です。ご期待ください。(2021年10月8日)
アクアリュースブルーのHONDA CB90JX
43年振りにアクアリュースブルーのHONDA CB90JXに乗りました。10.5ps/10,500rpmの89ccエンジンを含み車重91kgですから、そりゃもう楽しいに決まっています。改めてディティールを眺めればサイドカバーの爪を受けるグロメットが、メインフレームを切り欠いて埋め込まれていたり、ステアリングステムの下にわざわざレジスターホルダー(空冷?)がついていたりと、1970年頃の造りの丁寧さに圧倒されます。このCB90JX、ツーリング&メインテナンス レポート提出を条件に、モニタリングオーナーを募集するつもりです。詳しくは11月1日刊行の次号、バイカー春秋 2021 秋・冬号で発表します。ご期待ください! (2021.10/04)
Z650といえば
1981年7月25日
権兵衛峠を越えて
モダングレーのArai アストロGX
バイカー春秋 次号は大人ツーリング特集でBMW R1250RT試乗記を掲載予定なのは前回こちらで紹介しました。その試乗時に被ったのは、アライヘルメットのアストロGX。これがとても快適でした。被り心地が良く、軽くて静か。GTスポイラーは効くし、通気も申し分無し。VAS-V MVシールドの曇り止め効果も絶大で、ちょっと古いフランス車のようなモダングレーのカラーもいいかんじです。やっぱりヘルメットは大事だな、と痛感しました。バイカー春秋 次号、秋号は10月中旬発売予定です。(2021.9/12)

BMW R1250RT 硬派旅
贅沢なスノコ
338.1ccの復讐者
ムーンライト2型と知らぬ幸福
ばんちょうは梅が上等
水の静寂
バイ句詠み
YAMAHA RZ900
特牛と書いて……
雨 のち ヒグラシ
富士山麓で8月のみ
夢のがっこバイキング
Made in ベルギー 1963
2017年秋に開催された第45回 東京モーターショーのホンダブースに展示されていたC310です。ホンダ初の海外生産モデルで1963年ベルギー製。キュートなデザインを目の当たりにし、検索してみたらYouTubeに『Honda Collection Hall 収蔵車両走行ビデオ C310』がありました。ガソリンタンクは別体でハンドル下に。リアヒンジのシート下はラゲッジスペースです。欧州では免許不要で乗れたモペッド規格に準じ、ステップは自転車ペダル(もちろん実際に漕げます)で左グリップを回してギア操作。ディティールも垢抜けていて、実に魅力的。ツートーンの鋲打ちシートもいいですね。(2021.7/30)
夏の夜の「ヤーヤドー」
スモーゲンの赤いバイク
秋田は夏もしったげうんめぇ
ル・マレのHONDA GL1000
快晴とオムレツ
湖畔の帽子
真夏の蔵王エコーライン
理想的ひとりランチ
オートバイでフェリーへ
9/10 vs. 17/20
夢は複数形
大排気量車小夜曲
1989年5月に主婦の友社から出た『BIG BIKE Serenade』はオートバイの排気音、走行音を集めたCDブック。駆け抜けるのはHONDA CB750 Four、YAMAHA XS-1、SUZUKI GT750、KAWASAKI 750SS、KAWASAKI 750RS、KAWASAKI W1Sの6台。LPレコードでは、何タイトルかある企画ものですが、CDではおそらくこれだけだと思います。それぞれ違っていて特に2st大排気量の排気音は気迫に満ちています。先日NHK横浜局のFM番組「はま☆キラ」のゲストに呼ばれた際、KAWASAKI 750RSの走行音がちょっとだけオンエアされました。まあ。一般的には騒音なんだろうけど……。(2021.7/14)
オートバイ記念切手
このスポーツカーは?
丸寿司 二百八十円!
空飛ぶマントヴァ人
瀬戸内夕景
電動バイクCAFEミーティングにて
フレディといえば、スペンサー
クラシックバイクミーティング?
SUBARU×パトカー
ひところ首都圏で見かけたSUBARUレガシィB4(セダン)のパトカー、最近は見かけなくなりました。スバル好きとしてはちょっと寂しい。写真は10年以上前に遭遇した4代目レガシィB4(BL型)パトカー。ひょんなことから車内にお邪魔すれば、なんとマニュアルシフトでした。 (2022年12月27日)